【臼杵城観光完全ガイド】温泉・グルメ・歴史を満喫!おすすめ宿泊施設5選付き

臼杵城 44:大分県
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臼杵城(うすきじょう)は、大分県臼杵市に位置する美しい海城跡で、戦国時代の名将・大友宗麟によって築かれた歴史的な名城です。自然の断崖を活かした城づくりと、豊後水道を望む立地は、まさに戦略と美しさを兼ね備えた名城。現在は公園として整備され、桜や紅葉の名所としても親しまれています。

また、臼杵市は城跡だけでなく、石仏群や城下町の町並み、温泉地など見どころが多く、観光地としての魅力にあふれています。観光を楽しむには、アクセス良好で個性あふれる宿泊施設に泊まるのが理想的。

本記事では、臼杵城観光に便利な宿泊施設5選をはじめ、臼杵城の歴史、見どころ、モデルコース、グルメ、観光情報を網羅的にご紹介します。初めて臼杵を訪れる方はもちろん、リピーターにも役立つ内容となっておりますので、ぜひ旅の計画にお役立てください。

臼杵城観光に便利なおすすめ宿泊施設5選

五嶋旅館

■ 特徴と魅力
臼杵の中心部に位置する老舗の和風旅館。創業百年を超える歴史を持ち、古き良き日本の趣を感じられる空間が魅力です。館内は落ち着いた和のしつらえで、観光やビジネスの拠点としても好評。家庭的なもてなしと、地元の食材を使った和朝食も高評価。

■ 臼杵城までのアクセス
徒歩で約5分。旅館を出て商店街を通り抜ければすぐに臼杵城跡公園へ。

■ 周辺観光スポットへのアクセス

  • 臼杵石仏群:車で約10分

  • サーラ・デ・うすき(観光案内所):徒歩3分

  • 臼杵市歴史資料館:徒歩5分

■ 施設概要(表)

項目 詳細
チェックイン 15:00〜
チェックアウト 〜10:00
部屋タイプ 和室(4〜8畳)、禁煙・喫煙室あり
食事 和朝食付きプラン、素泊まりも可
駐車場 無料(10台程度)

 

ホテル名 五嶋旅館
(読み) ごしまりょかん
特 色 季節の山の花々に囲まれた新鮮な魚料理が自慢の宿。ホテルと一味違ったくつろぎ空間はビジネスにも最適です。
料 金 円~
住 所 〒875-0041 大分県臼杵市臼杵140-9
電 話 0972-63-1051
FAX 0972-63-1051
最寄駅 臼杵
アクセス JR  臼杵駅より徒歩3分
駐車場 有り 7台 無料 予約不要
投稿件数 382件
★の数 (総合): 4.83
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クレドホテル臼杵

■ 特徴と魅力
JR臼杵駅前に位置するビジネスホテルスタイルの宿泊施設。モダンで清潔感のある館内は女性にも人気。大浴場や無料Wi-Fi完備でビジネス利用にも対応。リーズナブルな価格設定ながらサービスは丁寧で、コスパ重視の方に最適です。

■ 臼杵城までのアクセス
徒歩で約10分。駅前から一直線でアクセスしやすく、城跡まで散策気分で行けます。

■ 周辺観光スポットへのアクセス

  • 臼杵石仏群:車で約10分

  • うすき竹宵資料館:徒歩8分

  • 稲葉家下屋敷:徒歩6分

■ 施設概要(表)

項目 詳細
チェックイン 15:00〜
チェックアウト 〜10:00
部屋タイプ シングル・ツイン・ダブル
食事 朝食バイキングあり
駐車場 無料(30台)

 

ホテル名 クレドホテル臼杵
(読み) くれどほてるうすき
特 色 臼杵駅より徒歩1分★大型駐車場無料★大浴場はいつでも入浴可★全館・全客室Wi-Fi接続可
料 金 6000円~
住 所 〒875-0042 大分県臼杵市海添2573-10
電 話 0972-63-5666
FAX 0972-62-3325
最寄駅 臼杵
アクセス JR臼杵駅より徒歩1分/臼杵港(フェリー乗り場)より、車で3分
駐車場 有り 60台 無料 予約不要
投稿件数 206件
★の数 (総合): 3.87
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臼杵湯の里

■ 特徴と魅力
臼杵市郊外の高台にある温泉施設併設の宿泊施設。源泉かけ流しの露天風呂が魅力で、肌がつるつるになると評判の美肌の湯。旅の疲れをしっかり癒したい方にぴったりです。食事は地元野菜や旬の魚介をふんだんに使った料理が並びます。

■ 臼杵城までのアクセス
車で約10分。市街地から離れているため静かに過ごせる立地。

■ 周辺観光スポットへのアクセス

  • 臼杵石仏群:車で7分

  • サーラ・デ・うすき:車で10分

  • 二王座歴史の道:車で9分

■ 施設概要(表)

項目 詳細
チェックイン 15:00〜
チェックアウト 〜10:00
温泉 露天風呂・内湯あり(源泉かけ流し)
食事 会席料理、宿泊者限定定食メニューあり
駐車場 無料(広々とした専用駐車場)

 

ホテル名 臼杵湯の里
(読み) うすきゆのさと
特 色 2020年3月珍百景認定!臼杵唯一の奇跡の温泉にため息、豊後水道で捕れたふぐの旨さに酔いしれて☆彡
料 金 6930円~
住 所 〒875-0064 大分県臼杵市深田中対田11組
電 話 0972-65-3711
FAX 0972-65-3713
最寄駅 臼杵
アクセス 別府まで車で約40分、JR臼杵駅より車で約5分、臼杵インターより車で約2分、フェリー乗場より車で約5分
駐車場 有り 150台 無料 予約不要
投稿件数 302件
★の数 (総合): 4.00
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御宿・料亭 春光園

■ 特徴と魅力
本格的な料亭の味を堪能できる、わずか数部屋のみの高級和風旅館。隠れ家的な雰囲気の中で、旬の食材を使った会席料理を部屋食で楽しめます。建物自体も歴史ある造りで、風情ある庭園を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。

■ 臼杵城までのアクセス
徒歩で約6分。静かな路地を抜けた先にあるため、観光にも便利。

■ 周辺観光スポットへのアクセス

  • 稲葉家下屋敷:徒歩4分

  • 臼杵市歴史資料館:徒歩6分

  • 臼杵城公園:徒歩6分

■ 施設概要(表)

項目 詳細
チェックイン 15:00〜
チェックアウト 〜11:00
食事 会席料理(完全予約制)
部屋数 4室のみ(全室和室)
駐車場 有(予約制)

 

ホテル名 御宿・料亭 春光園
(読み) おやど・りょうてい しゅんこうえん
特 色 江戸前期の由緒ある武家屋敷で豊後水道の豊かな海の恵みを本格的な日本料理でご堪能ください
料 金 20400円~
住 所 〒875-0041 大分県臼杵市祇園西区3組
電 話 0972-63-3128
FAX 0972-63-5172
最寄駅 臼杵
アクセス JR 臼杵駅よりお車にて5分/徒歩にて15分
駐車場 有り 10台 無料 予約不要
投稿件数 19件
★の数 (総合): 0.00
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川口屋旅館別亭 久楽

■ 特徴と魅力
和モダンのデザインが人気の旅館。伝統的な建築と現代の快適さを融合させたインテリアが魅力で、特に若年層やカップルに人気。中庭を眺めながら過ごせる広めの和室や、ひのき風呂付きの客室も用意されており、贅沢な時間が楽しめます。

■ 臼杵城までのアクセス
徒歩で約7分。観光地へのアクセスも良好で、街歩きにも便利な立地です。

■ 周辺観光スポットへのアクセス

  • うすき竹宵資料館:徒歩5分

  • 臼杵城跡:徒歩7分

  • 白馬渓自然公園:車で15分

■ 施設概要(表)

項目 詳細
チェックイン 15:00〜
チェックアウト 〜10:00
部屋タイプ 和室・ひのき風呂付き客室あり
食事 地元食材を使った創作和食料理
駐車場 無料(事前予約推奨)

 

ホテル名 川口屋旅館別亭 久楽
(読み) かわぐちやりょかんべってい ひさらく
特 色 海に囲まれた半島にある静かな宿。臼杵のフグと旬の海の幸をご堪能ください。
料 金 15400円~
住 所 〒875-0002 大分県臼杵市下ノ江1301
電 話 0972-64-2000
FAX 0972-64-2001
最寄駅 下ノ江
アクセス 下ノ江駅からお車にて約3分(送迎あり)
駐車場 有り 10台 要予約
投稿件数 25件
★の数 (総合): 4.25
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臼杵城の歴史

大友宗麟と臼杵城の誕生

臼杵城は、戦国時代に大分を治めたキリシタン大名・大友宗麟(おおとも そうりん)によって、1562年(永禄5年)に築かれました。宗麟は豊後国(現在の大分県)の戦国大名で、当時は日本有数の勢力を持つ大友氏の当主。その彼が、キリスト教を受け入れ、西洋文化に積極的だったことで知られています。

臼杵城が建てられた場所は、かつて「丹生島(にゅうじま)」という海に浮かぶ島でした。宗麟はこの島の天然の防御性に着目し、島全体を城郭に改修。結果、臼杵城は三方を海に囲まれた“海城”として、日本でも珍しい構造を持つ城となったのです。

当時の臼杵城には、本丸・二の丸・三の丸をはじめ、複雑に構成された堀や石垣、天守などがあり、非常に堅固な要塞でした。また、周辺には城下町も形成され、南蛮文化を取り入れた新しい都市が築かれたことでも知られています。

キリスト教と南蛮文化の影響

臼杵城は、キリシタン大名・大友宗麟の信仰により、南蛮文化の影響を強く受けた城でもあります。宗麟はポルトガルとの交流を盛んに行い、臼杵の地には教会や宣教師の居住地が存在していました。

城内にもキリスト教関連の施設が建てられたとされ、臼杵は一時期「日本の西洋窓口」として栄えました。天守にはステンドグラスのような装飾があったという説もあり、他の戦国大名の城とは一線を画す文化的要素が取り入れられていました。

臼杵の町並みにもその影響は残っており、現在でも古地図を見ると、教会跡や宣教師の館が記録されている場所が確認できます。臼杵の街全体が一つの文化融合都市として発展していたのです。

島城から陸続きの城へ変化した理由

臼杵城が最初に建てられた丹生島は、かつては潮の満ち引きによって陸と分断される「完全な島」でした。しかし、江戸時代に入ってから周辺の埋め立てが進められ、現在のように陸続きの城跡公園となりました。

この埋め立ては、防衛のためではなく、城下町の発展や物流の向上を目的としたものでした。江戸時代には「港町」としての機能も強化され、海上輸送による物資流通が活発になったことで、臼杵は経済的にも大きく発展。

また、陸続きになったことで城下町との往来がしやすくなり、庶民にも開かれた都市としての色が濃くなりました。現在はその名残として、石橋や堀の跡が残されており、歩いて回ることができる観光スポットとして整備されています。

かつての「海城」の面影は徐々に薄れつつあるものの、石垣の形状や水堀の配置などに、当時の名残を見つけることができます。

臼杵藩の成立と江戸時代の臼杵城

関ヶ原の戦い後、臼杵城は稲葉貞通(いなば さだみち)が治める臼杵藩の藩庁となりました。稲葉氏は徳川家康の重臣として知られており、戦後の論功行賞でこの地を与えられたのです。

以降、臼杵城は江戸時代を通じて稲葉家の本拠地として使用され、改修と整備が重ねられました。天守は焼失してしまいましたが、三の丸や大手門、櫓などが修築され、藩政の中心としての機能を果たしました。

稲葉家は藩校「思斉館(しせいかん)」を開設し、学問と教育にも力を入れました。これにより臼杵は文化的にも栄え、現在でもその精神が街の至る所に息づいています。

また、災害や火事などの被害からも守られ、比較的良好な保存状態で江戸時代の城下町が現代に残っているのも、臼杵の魅力の一つです。

現代に残る臼杵城の歴史的遺構

現在の臼杵城跡は、臼杵公園として整備されており、散策路や休憩スポットが整っています。かつての天守は焼失していますが、石垣や堀、門、櫓といった多くの遺構が当時の姿を偲ばせています。

特に見応えがあるのが「畳櫓」「卯寅口門」「大門跡」などの構造物。石垣の積み方にも特徴があり、「野面積み」と呼ばれる戦国時代特有の技法が残されている場所もあります。

桜の名所としても有名で、春には多くの花見客でにぎわいます。また、秋には紅葉が美しく、四季折々の風景が楽しめる観光スポットとして人気です。

現在は大分県の史跡として指定されており、文化財としても大切に保存されています。ボランティアガイドによる案内ツアーも行われており、より深く臼杵城の歴史を知ることができます。

臼杵城の見どころ

臼杵城跡公園の四季折々の風景

臼杵城跡は、現在「臼杵公園」として整備されており、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。特に春の桜、秋の紅葉の季節は見事で、城跡全体が自然の色に包まれる絶景ポイントになります。

春には約800本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルを散策できるルートも用意されています。毎年4月初旬には「臼杵桜まつり」が開催され、夜にはライトアップされた幻想的な風景が広がります。

夏は緑に包まれた涼やかな木陰が続き、秋になるとカエデやイチョウが色づいて、紅葉狩りに訪れる人でにぎわいます。冬の静寂な風景もまた一味違う風情があり、カメラ愛好家にも人気のスポットです。

公園内には休憩ベンチやトイレ、案内板も整備されており、誰でも気軽に立ち寄れるのが魅力。四季を感じながら歴史に触れられる臼杵城跡は、観光の中心地として外せない存在です。

畳櫓(たたみやぐら)と現存建築の魅力

臼杵城跡に現存する建物の中でも、特に目を引くのが「畳櫓(たたみやぐら)」です。この櫓は江戸時代の後期に建てられたとされ、藩主の接待や観覧用として使われていたと考えられています。

名前の由来は、内部に畳が敷かれていたことにあり、戦闘のための櫓ではなく、格式ある「迎賓施設」としての性格を持っていました。現在は復元・修復されており、外観のみならず内部の見学も可能です。

畳櫓からは、城内の構造を一望でき、また天気が良い日には遠く豊後水道まで見渡すことができます。写真映えするスポットとしても知られ、記念写真の撮影場所としても人気があります。

このように、実際に建物を目にし、中に入ることで、当時の人々の生活や城の役割をリアルに感じられるのが臼杵城の魅力の一つです。

卯寅口門と大門跡の重厚な構造美

臼杵城の出入口として使われていた「卯寅口門(うとらぐちもん)」は、かつての防御機能を色濃く残す重要なスポットです。この門は城の北東部に位置し、城内と外部をつなぐ通路として機能していました。現在は石垣と門跡が復元され、往時の雰囲気を体感することができます。

石垣の積み方にも注目で、「切込みはぎ」と呼ばれる技法が用いられた精巧な構造が見られます。この石垣は敵の侵入を防ぐため、微妙に角度がつけられており、戦国時代の築城技術の高さがうかがえます。

また、「大門跡(おおもんあと)」は城の正面玄関にあたる場所で、格式高い城郭の入口として存在感を放っていました。現在は門自体は失われていますが、土台となる石垣がしっかりと残っており、かつての壮麗な門構えを想像させます。

これらの門跡を歩いて巡ることで、臼杵城がいかに堅牢で、計算された設計を持っていたかが分かります。散策中は、ぜひ足元の石の形や階段の段差にも注目してみてください。

城内の散策路と眺望スポット

臼杵城跡公園内には、整備された散策路が複数あり、約30分~1時間で一周できるコースになっています。高低差もほどほどで、ウォーキングや軽めのハイキング気分で訪れることができます。

散策路の途中には、小さな橋や石階段、芝生の広場が点在しており、季節の植物や野鳥など自然観察も楽しめます。特に天守台跡からの眺望は絶景で、臼杵の町並みや海が一望でき、観光のハイライトともいえるポイント。

休憩所やベンチも配置されているため、無理のないペースで歩くことができます。小さなお子様連れでも安心して楽しめるため、家族での観光にもぴったりです。

また、案内板にはQRコード付きのデジタルマップも設置されており、スマートフォンで情報を確認しながら散策することも可能です。現代技術と歴史が融合した、まさに“進化する史跡”といえるスポットです。

夜のライトアップと幻想的な景観

臼杵城は昼間の美しさだけでなく、夜に訪れても楽しめるスポットです。特に春の桜まつりや秋の竹宵(たけよい)など、季節ごとのイベントでは城跡や周辺が幻想的にライトアップされ、まるで時代を超えた異世界に迷い込んだかのような雰囲気が味わえます。

ライトアップは、石垣や櫓、散策路、桜の木などを柔らかい光で照らす演出がされており、昼間とは違った臼杵城の表情を楽しむことができます。特に畳櫓のライトアップは人気が高く、写真スポットとしても好評です。

夜間の散策は、昼間よりも静かで落ち着いた雰囲気があり、カップルや写真愛好家に人気。ライトアップイベント時には飲食ブースや音楽演奏が行われることもあり、地元の人々との交流も楽しめます。

ただし、夜間は足元が暗くなる場所もあるため、歩きやすい靴や懐中電灯の準備があると安心です。昼と夜、どちらも楽しめる臼杵城跡は、旅の満足度をより高めてくれる存在です。

臼杵城を巡るモデルコース

半日で満喫!臼杵城と城下町ライトコース

「時間は限られているけど、臼杵城と城下町の雰囲気を感じたい」という方におすすめのコースです。約3時間あれば十分に楽しめるライトな散策ルートで、徒歩で全て回れるのが魅力です。

コース例(所要時間:約2.5~3時間)

  1. JR臼杵駅から徒歩で臼杵城跡へ(10分)

  2. 臼杵公園を散策(天守台、畳櫓、大手門跡など:約60分)

  3. 城下町散策(稲葉家下屋敷、うすき竹宵資料館:約60分)

  4. カフェで地元スイーツ休憩(約30分)

歩きながら歴史を感じられ、移動に時間を取られないので、日帰り観光や初めての訪問にぴったり。時間があれば、臼杵石仏群へのショートドライブもおすすめです。

丸一日楽しむ臼杵フル観光コース

朝から夕方までたっぷり臼杵を味わいたい方には、城と石仏、グルメをすべて盛り込んだ一日満喫コースがおすすめです。

コース例(所要時間:約6〜8時間)

  1. JR臼杵駅到着、臼杵城跡見学(9:00〜10:30)

  2. 城下町散策と稲葉家下屋敷(10:30〜12:00)

  3. 地元食堂でランチ(12:00〜13:00)

  4. 臼杵石仏群(車で移動、見学14:00〜15:30)

  5. 温泉「臼杵湯の里」入浴&休憩(16:00〜17:30)

臼杵の歴史・文化・自然・温泉の全てを1日で体験できるコースで、充実感たっぷり。家族旅行やグループ旅行にもおすすめです。

歴史ガイド付きのディープツアーコース

もっと深く臼杵を知りたい方には、地元ガイドによる「ディープツアー」付きのコースが最適です。城跡だけでなく、町並みや伝統産業についても学べる特別な体験が可能です。

コース内容(要予約)

  • 臼杵城と城下町の歴史ツアー(所要2時間)

  • 稲葉家の家臣制度や城の防御構造の説明

  • 伝統工芸(臼杵焼、竹細工)の職人訪問

  • 昔ながらの町屋の見学体験付き

学びながら楽しめる観光体験は、大人だけでなく中高生の修学旅行や自由研究にもおすすめです。

カメラ片手に巡るフォトスポットコース

写真好きの方におすすめなのが、臼杵の“映える”景色を撮りながら歩くフォトツアー。季節ごとの花、石垣、古民家、港の風景など、被写体には事欠きません。

撮影ポイント:

  • 天守台跡からのパノラマ

  • 畳櫓の和建築と石垣

  • 竹宵の竹灯籠(秋限定)

  • 臼杵港の夕景

  • 路地裏の白壁と町屋

歩きやすい靴と、広角・望遠レンズの両方があるとベスト。インスタグラムやフォトコンテスト投稿にもぴったりの素材が満載です。

夜まで楽しむ臼杵ナイトコース

昼間の観光に加えて、臼杵の夜の風情も楽しみたいなら、夕方以降のライトアップや地元居酒屋での食体験を含めたコースが最適です。

夜の楽しみ方例:

  • 日没後の臼杵城跡ライトアップ見学(19:00〜)

  • 夜の城下町を散策(静寂な路地が幻想的)

  • 地元食材を使った創作料理や居酒屋めぐり

  • 料亭「春光園」で会席ディナー(予約推奨)

臼杵の夜は静かで落ち着いており、大人の旅を満喫したい方にぴったり。静かな環境で、心を癒やすひとときを過ごせます。

臼杵城周辺のグルメスポット

臼杵ふぐを贅沢に味わう

臼杵市は「臼杵ふぐ」の名で知られるふぐ料理の名産地。大分県は天然ふぐの水揚げ量が全国トップクラスで、特に臼杵港で水揚げされるとらふぐは、身が締まり、脂の乗りが絶妙と評判です。

臼杵ふぐは、全国的にも「下関ふぐ」と並ぶブランドとして扱われており、地元の老舗料亭や旅館ではふぐ刺し(てっさ)や、ふぐちり(てっちり)、唐揚げなどが提供されています。

特に冬場の旬の時期(11月〜2月)には、ふぐフルコースを目当てに多くの観光客が訪れます。地酒と合わせて楽しめば、贅沢なひとときを満喫できます。

城下町の老舗でいただく郷土料理

臼杵の城下町には、古くから続く老舗料理店が点在しています。味噌を使った郷土料理「黄飯(きいはん)」や、魚のすり身を揚げた「ごまだし天」、海鮮をふんだんに使った「海鮮丼」など、土地の味を存分に堪能できます。

「黄飯」は、ターメリックで色付けした黄色いご飯で、昔は祝祭日に食べられていた特別な料理。今では定食メニューとして提供している食堂も多く、観光客にも人気です。

地元食材を使った創作フレンチ・イタリアン

「歴史の町=和食」と思いがちですが、実は臼杵には地元の野菜や魚介を活かした創作フレンチやイタリアンの店もあります。中には、古民家を改装したおしゃれなレストランもあり、女子旅やカップル旅行にぴったり。

臼杵野菜は「有機栽培」で育てられたものが多く、甘みと風味が濃厚。これらを活かした季節限定メニューやコース料理は、地元でも評判が高く、週末は予約必須の人気ぶり。

甘味処と和カフェでほっこりひと息

観光途中に立ち寄りたいのが、町中に点在する和カフェや甘味処。手作りの「わらび餅」や「抹茶パフェ」「ぜんざい」などを提供するお店も多く、和の雰囲気の中でほっとひと息つける時間が楽しめます。

また、「カフェ蔵」のように、実際に江戸時代の蔵を改装したお店もあり、雰囲気も抜群。インテリアにもこだわった店内で、スイーツとお茶を楽しむ時間は、臼杵観光に欠かせない癒しのひとときとなります。

朝市と直売所で地元の味を持ち帰る

臼杵では、週末に朝市や直売所が開かれており、地元の農家が育てた新鮮な野菜や果物、手作りの加工品を購入することができます。旅行の記念に、旅の味を自宅でも楽しみたい方におすすめです。

特に、臼杵味噌や手作りのごまだし、地元産のかぼすなどは、お土産にも大人気。瓶詰めやパウチタイプの商品も多く、持ち運びにも便利です。

臼杵城周辺の観光情報

国宝・臼杵石仏群を巡る

臼杵市のシンボルとも言える「臼杵石仏群」は、国宝に指定された60体以上の磨崖仏(まがいぶつ)で構成される仏像群です。石仏は8つの群像に分かれ、それぞれに表情豊かな観音菩薩や如来像が彫刻されており、その精巧さと荘厳さには圧倒されます。

特に「大日如来坐像」は、国内最古級かつ保存状態も極めて良好で、国宝に指定された仏像の中でも高い芸術的評価を受けています。平成に入ってからは修復作業も完了し、美しい姿を今に伝えています。

仏像の周辺は整備されており、季節ごとの草花が訪れる人の目を楽しませます。また、夜間特別拝観やライトアップイベントも開催されており、幻想的な雰囲気の中で仏像を拝むこともできます。

観光客はもちろん、修学旅行や文化学習の場としても活用されており、歴史・宗教・芸術を一度に学べる貴重なスポットです。

二王座歴史の道を歩く

臼杵城の北側に位置する「二王座(におうざ)歴史の道」は、城下町の面影を今に残す美しい石畳の小径です。江戸時代の武家屋敷や町家が並び、タイムスリップしたような感覚で街歩きを楽しむことができます。

道沿いには、石垣や白壁、古井戸、門構えなど、かつての暮らしを感じさせる建築物が数多く残っています。現在も地元の方が実際に暮らしているエリアでもあり、「生きた歴史遺産」とも言える場所です。

途中には、「旧真光寺」「妙顕寺」「二王座歴史の道資料館」などの見どころもあり、地元のガイドと歩けばより深い学びと感動があります。

春や秋の穏やかな気候の中、歴史の道をゆっくり歩けば、心も身体もリフレッシュ。SNS映えも抜群で、カメラを片手にのんびり散策するのにも最適な場所です。

サーラ・デ・うすきで観光情報をチェック

観光のスタート地点としておすすめなのが「サーラ・デ・うすき」です。JR臼杵駅から徒歩すぐにある観光案内施設で、臼杵市内の地図やパンフレット、イベント情報が手に入るほか、スタッフによる観光相談も受けられます。

施設内には、臼杵石仏や城下町のジオラマ、資料展示もあり、訪問前に知識を深めることが可能です。また、地元の特産品やお土産も販売されており、「まずはここから」が臼杵観光の定番となっています。

多言語対応のパンフレットや、Wi-Fi、コインロッカーなども整備されており、観光客への配慮が行き届いた施設です。電車やバスの時刻表も確認できるので、公共交通機関での旅には欠かせません。

うすき竹宵で幻想的な夜を体験

毎年11月の第1土曜・日曜に開催される「うすき竹宵(たけよい)」は、臼杵を代表する幻想的な秋祭りです。市内各地に約2万本の竹灯籠が灯され、城下町全体がやわらかな光に包まれます。

竹宵の中心は臼杵城跡で、畳櫓や天守台、石垣の周囲に美しい竹あかりが並べられ、まるで光の海のような光景が広がります。和太鼓や舞台演奏も行われ、祭りの雰囲気を盛り上げます。

このイベントには毎年数万人が訪れ、地元の飲食ブースや屋台も充実。幻想的な写真を撮りたい方にも人気で、三脚を持ったカメラマンの姿も多く見られます。

幻想と歴史が交差する一夜限りの体験は、臼杵の魅力を再確認させてくれる特別な時間です。

臼杵焼の魅力を体験

「臼杵焼(うすきやき)」は、近年注目を集める臼杵発祥の現代陶器です。柔らかな乳白色と、手になじむ有機的なフォルムが特徴で、多くのレストランやカフェでも使用されています。

市内には「臼杵焼窯元」がいくつか存在し、見学や体験が可能な施設もあります。実際に土に触れ、自分だけの器を作る陶芸体験は、旅の思い出にもぴったりです。

また、ギャラリーやショップでは、臼杵焼の器を購入することも可能。どれも1点ものなので、お気に入りの一品と出会えるかもしれません。

臼杵焼は、お土産としてだけでなく、自宅用の器やギフトとしても喜ばれる逸品。器から臼杵の美意識と職人の心が伝わる、奥深い文化の一端を体感してください。

まとめ

臼杵城とその周辺には、戦国の歴史、豊かな自然、地元に根付く文化、そしてあたたかいおもてなしが揃っています。どこか懐かしく、しかし新しい臼杵の魅力は、訪れる人を静かに、そして深く感動させてくれます。

ふぐ料理や竹宵など、臼杵ならではの体験ができるのも大きな魅力。観光だけでなく、宿泊施設のバリエーションも豊富で、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。

臼杵をただ通り過ぎるのではなく、ぜひゆっくり滞在し、この町の「空気」を感じてみてください。次の旅先が決まっていないなら、臼杵は間違いなくおすすめの場所です。

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