東京湾に面した品川台場は、幕末の歴史と現代の都市風景が調和する稀有な観光地です。黒船来航に備えて築かれたこの海上砲台跡は、現在ではお台場海浜公園として整備され、散歩やピクニック、夜景スポットとしても人気を集めています。
そして「続・日本百名城」にも選ばれています。
レインボーブリッジやフジテレビ、ショッピングモールなど、周辺には観光・エンタメ施設が集まり、カップル、ファミリー、歴史好きまで幅広く楽しめるエリアとなっています。そんな品川台場をゆったり満喫するなら、近隣の宿泊施設を利用して“滞在型観光”がおすすめです。
本記事では、品川台場観光に便利でアクセスも快適なホテルを厳選してご紹介。ホテルの特徴、アクセス、周辺スポットなど、旅の計画に役立つ情報をたっぷりお届けします!
品川台場観光に便利なおすすめ宿泊施設5選
※:ランキングや表示順はむーちゃん独自によるもので公式なものではありません。
グランドニッコー東京 台場
ホテル名 | グランドニッコー東京 台場 |
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(読み) | ぐらんどにっこーとうきょうだいば |
特 色 | 東京湾ベイエリアに位置するランドマークホテル。エグゼクティブフロアやベイビューフロアがおすすめ! |
料 金 | 12560円~ |
住 所 | 〒135-8701 東京都港区台場2-6-1 |
電 話 | 03-5500-6711 |
FAX | 03-5500-4515 |
最寄駅 | 台場 |
アクセス | ゆりかもめで新橋より15分「台場駅」直結/羽田空港からリムジンバス約20分/品川駅からお台場レインボーバス約20分 |
駐車場 | ●宿泊者は1滞在¥2,000(税込)※予告なく変更となる場合がございます。 |
投稿件数 | 9166件 |
★の数 | (総合): 4.63 |
グランドニッコー東京 台場は、ゆりかもめ「台場駅」に直結するラグジュアリーホテルで、お台場エリアのシンボルとも言える存在です。高層階からの東京湾ビューが自慢で、レインボーブリッジ越しに東京タワーを望める部屋もあります。
アクセス(品川台場まで)
徒歩約10分。お台場海浜公園を通り抜けながら向かうルートは、観光気分を高めてくれます。
主な特徴
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高層階のオーシャンビュー
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プール・スパ完備(有料)
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絶景レストラン「The Grill on 30th」
周辺スポット
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アクアシティお台場
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お台場海浜公園
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フジテレビ本社ビル
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デックス東京ビーチ
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レインボーブリッジ展望台
サービスの質も高く、記念日やカップル旅行にぴったり。非日常感を味わいたい方におすすめです。
ヒルトン東京お台場
ヒルトン東京お台場は、レインボーブリッジを間近に望む絶好のロケーションを誇る高級ホテル。全室バルコニー付きで、昼も夜も美しい東京湾の景色が楽しめる点が人気です。エントランスから非日常感が漂い、リゾート気分を満喫できます。
アクセス(品川台場まで)
徒歩約8分。お台場海浜公園の中を散策するような形で、リラックスしながら向かえます。
主な特徴
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全室バルコニー付き
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屋外ジャグジー付きプール
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豊富なルームサービスメニュー
周辺スポット
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マダム・タッソー東京
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チームラボボーダレス(※移転予定)
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台場一丁目商店街
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お台場海浜公園駅直結
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自転車レンタルあり
ファミリーにもカップルにも対応した多彩な客室タイプがあり、ワンランク上の滞在が叶うホテルです。
ホテルトラスティ東京ベイサイド
ホテル名 | ホテルトラスティ東京ベイサイド |
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(読み) | とらすてぃとうきょうべいさいど |
特 色 | 全室シモンズ製ベッドで快眠をご提供!東京ビッグサイト駅徒歩5分の好立地!駐車場90台あり★ |
料 金 | 5000円~ |
住 所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3-1-15 |
電 話 | 03-6700-0001 |
FAX | 03-6700-0007 |
最寄駅 | 国際展示場正門 |
アクセス | ゆりかもめ東京ビッグサイト駅より徒歩約5分・りんかい線国際展示場駅より徒歩約10分 |
駐車場 | 有り(90台) 1500円(1泊)1泊料金の駐車時間は15:00〜翌日チェックアウトまで。予約不可 |
投稿件数 | 2906件 |
★の数 | (総合): 4.25 |
ホテルトラスティ東京ベイサイドは、東京ビッグサイトに隣接するスマートなシティホテル。ビジネスユースが主ですが、シンプルで落ち着いたデザインの客室は観光にも最適です。お台場エリアの静かな一角で、落ち着いた滞在が楽しめます。
アクセス(品川台場まで)
徒歩とゆりかもめで約15分。「有明駅」→「お台場海浜公園駅」で1駅、駅から徒歩5分です。
主な特徴
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スタイリッシュなデザイナーズ空間
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女性専用フロアあり
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コンビニ徒歩2分
周辺スポット
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東京ビッグサイト
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シンボルプロムナード公園
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有明ガーデン(大型商業施設)
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有明テニスの森公園
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有明コロシアム
シンプルで機能的なホテルでありながら、ラグジュアリー感もあるのでコスパを重視する旅行者におすすめです。
相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明
ホテル名 | 相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明 |
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(読み) | そうてつぐらんどふれっさとうきょうべいありあけ |
特 色 | 東京ビッグサイトまで徒歩5分!お台場の隣!TDR、羽田・成田空港までのシャトルバスが便利♪ |
料 金 | 5520円~ |
住 所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3-6-6 |
電 話 | 03-6899-2030 |
FAX | 03-6899-2035 |
最寄駅 | 国際展示場 |
アクセス | りんかい線「国際展示場駅」、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」よりともに徒歩3分。 |
駐車場 | 先着順 機械式38台(1.95m以下)平面34台 14:00〜翌14:00 2,000円(税込/泊) |
投稿件数 | 7495件 |
★の数 | (総合): 4.19 |
相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明は、東京ビッグサイトや有明駅の目の前という好立地で、観光にもビジネスにも便利なホテルです。機能的な客室に加え、宿泊料金がリーズナブルなのも大きな魅力。
アクセス(品川台場まで)
ゆりかもめで約15分。「有明駅」→「お台場海浜公園駅」下車、徒歩約5分。
主な特徴
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ビジネス&観光両対応
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和洋中から選べる朝食ブッフェ
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大浴場(宿泊者専用)あり
周辺スポット
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有明ガーデンモール
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東京ガーデンシアター
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有明スポーツセンター
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パナソニックセンター東京
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東京ビッグサイト
駅近で移動も楽、そして価格も控えめなので、予算を抑えて効率良く観光したい方にぴったりです。
住友不動産ホテル ヴィラフォンテーヌグランド東京有明
ホテル名 | 住友不動産ホテル ヴィラフォンテーヌグランド東京有明 |
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(読み) | すみともふどうさんほてる ヴぃらふぉんてーぬぐらんどとうきょうありあけ |
特 色 | 落ち着いた雰囲気の都市型ホテル。温浴施設と200店舗超のショップ&レストラン併設 |
料 金 | 6060円~ |
住 所 | 〒135-0063 東京都江東区有明2-1-5 |
電 話 | 03-6426-0505 |
FAX | 03-6426-0668 |
最寄駅 | 有明(東京) |
アクセス | りんかい線『国際展示場』駅より徒歩約6分/ゆりかもめ『有明』駅より徒歩約4分/『有明テニスの森』駅より徒歩約5分。 |
駐車場 | 到着順、高さ制限2.1m。1泊(入庫から24時間まで)¥2,500(税込) |
投稿件数 | 894件 |
★の数 | (総合): 4.29 |
ヴィラフォンテーヌグランド東京有明は、有明ガーデン内に位置する大型高級ホテル。温泉・スパ・レストランが充実しており、滞在そのものを楽しめる施設です。リゾート気分を味わいつつ、ショッピングや観光もできる贅沢な拠点。
アクセス(品川台場まで)
ゆりかもめ「有明駅」から2駅(約10分)+徒歩5分。合計約15分でアクセス可能。
主な特徴
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天然温泉スパ施設「泉天空の湯 有明」併設
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高層階に東京湾を望む客室
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有明ガーデン直結
周辺スポット
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有明ガーデン(ショッピングモール)
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SPA施設「泉天空の湯」
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東京ガーデンシアター
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豊洲市場(車で10分)
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有明アリーナ
ワンランク上の旅を目指す方、家族旅行や長期滞在を検討中の方にぴったりの新感覚ホテルです。
歴史を感じる品川台場の成り立ちと背景
ペリー来航と江戸幕府の危機
幕末の日本に大きな衝撃を与えた出来事の一つが、1853年のペリー提督による黒船来航です。蒸気船を含むアメリカ艦隊が浦賀沖に現れたことで、江戸幕府は近代的な軍事力の前に大きな危機感を抱くこととなりました。当時の日本は「鎖国」体制を敷いていたため、欧米列強からの圧力にどう対応するかが大きな課題でした。
その危機を象徴する形で急ぎ整備されたのが「品川台場」です。これは東京湾(当時は江戸湾)沿岸への侵攻を防ぐための海上砲台群で、ペリーの黒船が江戸湾へ直接侵入するのを防ぐ“防衛の最前線”として設けられました。
この計画の中心人物が、後述する江川英龍(えがわ ひでたつ)。軍事と技術に長けた彼の指揮のもと、極めて短期間で複数の台場(砲台)が建設されました。中でも現在に遺構が残る「第三台場」と「第六台場」は、品川沖に築かれた代表的な構造物で、当時の土木技術の高さを物語っています。
こうした背景から、品川台場は単なる「史跡」ではなく、幕末の動乱期に日本が迎えた“開国の象徴”でもあるのです。今も東京の海沿いに残るこの遺構を見ることで、近代日本の出発点に立ち会うことができます。
江川英龍と台場築造の意義
品川台場の建設を主導したのが、伊豆韮山代官・江川英龍(えがわ ひでたつ)です。彼は、江戸末期における洋式砲術・西洋建築の導入に尽力した、いわば“幕末の技術者リーダー”とも言える存在でした。彼の提言と設計によって、現在も残る「第三台場」や「第六台場」などが築かれ、日本の防衛史に名を残す成果をあげました。
英龍が持っていた先進的な知識は、オランダ語の書籍や西洋の軍事学から学んだもの。彼は西洋列強の脅威をいち早く認識し、江戸湾を守るためには「海上に浮かぶ砲台」が必要だと主張しました。当時の日本において、こうしたアイデアは非常に革新的だったといえます。
品川台場はその構想に基づき、江戸幕府の命令のもと、1853年から急ピッチで建設が進められました。土木技術は非常に高度で、江戸湾の干潟を埋め立てて石垣や堤防を築き、内側に兵舎・弾薬庫・大砲を配置する形で設計されています。これにより、湾内に侵入する敵艦を正面から撃退できる戦略的な防衛施設が完成しました。
江川英龍のビジョンは、単なる軍事施設の設計にとどまりませんでした。彼は「日本も近代的な国家を目指すべきだ」とする開明的な思想を持ち、台場の建設を通して日本人に危機感と技術革新の重要性を伝えようとしたのです。
品川台場は、そんな彼の先見性と行動力の結晶ともいえる存在。現在も第三台場の遺構が残ることは、江川英龍という人物が日本の近代化に果たした大きな役割を、静かに語り続けているのです。
台場の構造と海上砲台の仕組み
品川台場の最大の特徴は、江戸湾の海上に人工島として築かれた“浮かぶ砲台”というその構造にあります。台場とは、敵艦の侵入を阻止するために大砲を据え付けた要塞で、海からの攻撃を想定した防衛施設です。品川台場はこの発想を徹底的に具現化した、当時としては画期的な軍事建造物でした。
構造としては、まず海中に石や土砂を積み上げて埋め立て地を作り、その上に石垣で囲まれた台形の人工島を構築。内部には複数の砲台(大砲を配置するスペース)、兵舎、弾薬庫、水の貯蔵施設などが整備されていました。また、壁は斜めに傾斜をつけることで砲撃の跳ね返りに備えた設計となっており、防御力を高めています。
大砲は周囲の海を広範囲にカバーできるよう、放射状に配置され、侵入してくる敵艦を正面・側面・斜めから迎え撃てる体制が整っていました。当時配備されていたのは“カノン砲”と呼ばれる西洋式の砲台で、射程距離はおよそ1kmほど。江戸湾の狭さを考慮すると、実際に攻撃された場合にも十分な対応が可能だったといわれています。
さらに、兵舎は土の中に築かれた“半地下構造”となっており、敵からの攻撃を避けつつ長期間籠城できるよう設計されていました。弾薬庫も爆発のリスクを抑えるために厚い土で覆われ、当時としては非常に先進的な安全対策が施されていた点も注目です。
こうした設計により、品川台場は江戸防衛の最前線としての役割を担いました。第三台場など現存する台場跡を訪れると、土木・軍事技術の粋が集められていたことを実感でき、その精巧さに驚かされるはずです。
明治以降の役割と保存の歴史
幕末に築かれた品川台場は、ペリー来航の脅威が去り、明治維新を迎えるとともに、その役割を終えていきます。江戸幕府の崩壊により、防衛施設としての必要性が薄れ、明治政府の時代には台場の一部が軍事訓練場として使われたものの、次第にその存在は歴史の陰に埋もれていきました。
中でも「第三台場」は、現在の台場公園(お台場海浜公園)の一部として再整備され、一般に開放されています。一方、「第六台場」は立ち入りが制限されているものの、船上からその姿を確認することが可能です。その他の台場は埋め立てや都市開発により失われてしまい、現存するのはこの2基のみです。
昭和から平成にかけては、東京湾岸の再開発とともに、お台場地区の注目度が高まる中で、台場の歴史的価値も再評価されるようになりました。1986年には東京都により第三台場が「台場公園」として整備され、遺構の保存・一般公開が進められました。この整備により、砲台跡、弾薬庫跡、石垣の一部などが散策路として整備され、訪れた人々が歴史を体感できる場となっています。
また、東京都は景観保護と文化財的価値を認め、「史跡指定」も検討した経緯があり、地域住民や歴史団体による保存運動も根強く続いています。地元の小学校などでも台場の学習が行われており、地域の誇りとして次世代に受け継がれているのです。
現在では、散歩や観光地としての役割を果たしつつ、都市の中にひっそりと佇む“歴史の証人”として、多くの人々にその存在意義が再認識されています。品川台場は、東京という都市の中に息づく、明治以前の“静かな遺産”として、今も人々に語りかけ続けているのです。
復元と保存運動の背景
品川台場が今もその姿をとどめているのは、地域住民や研究者による長年の保存運動の賜物です。戦後の高度経済成長期には、東京湾岸の埋め立てや都市開発が急速に進み、歴史的遺構の多くが姿を消しました。その中で、第三台場と第六台場が奇跡的に残ったことは、関係者の熱意と努力によるものです。
昭和40年代後半、東京湾沿岸の開発計画において、台場地区も再開発の対象とされました。当初は第三台場も公園や施設用地として整備される予定でしたが、地元の歴史愛好家や教育関係者、文化財保護団体が「江戸幕府の近代防衛遺産を守ろう」と声を上げ、東京都に対して保存と整備を求める請願活動が始まりました。
この運動は教育機関にも広がり、小中学校の授業でも「台場学習」が取り上げられるように。地域住民の中からもガイドボランティアや説明看板の設置に協力する動きが生まれ、次第に「第三台場を歴史公園として整備する」という声が行政にも届くようになりました。
1980年代に入ると、東京都が第三台場の保存に本腰を入れ、1986年に「台場公園」として正式にオープン。その後も遊歩道の整備や案内板の設置、石垣の修復などが行われ、現在では多くの観光客が訪れる“開かれた歴史遺産”となりました。
また、第六台場は現在も立ち入りが制限されているものの、保存状態は良好で、船上観光ツアーのルートにも組み込まれるなど、静かにその存在が伝えられています。将来的にはさらなる整備・公開が期待されており、地元からの提案も続いています。
このように、台場の保存と復元は、行政だけでなく市民の力によって守られてきたものです。未来へこの貴重な文化遺産を受け継ぐためにも、今後も継続的な関心と支援が求められています。
現在の品川台場の見どころ
第三台場跡地の散策コース
現在、お台場海浜公園内に整備されている「第三台場跡地」は、実際に歩いて見学できる唯一の海上砲台跡です。歴史を感じさせる石垣や砲台跡を間近で見ることができるこのエリアは、観光客はもちろん、歴史好きや散策好きにも人気のスポットとなっています。
アクセスは非常に簡単で、ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩約5分ほど。お台場海浜公園の北端にある入口から橋を渡ると、まるで“別世界”のような静けさと緑に包まれた台場跡が姿を現します。
台場内には、かつての砲台跡や弾薬庫の基礎部分、石垣の一部がそのまま保存されています。散策路は整備されており、約20~30分で一周することが可能。説明看板も複数設置されており、初めての訪問でもわかりやすく、学びながら歩けるのが魅力です。
特に注目すべきは、東京湾とレインボーブリッジを同時に望める景色。城跡から眺める現代都市の風景は、過去と現在が交錯するような不思議な感覚を与えてくれます。休日でも比較的空いており、静かに自然と歴史を楽しめる“穴場”的存在でもあります。
春には桜、秋には紅葉も見られ、四季折々の自然が散策の楽しさをより一層引き立てます。お弁当を持参してのピクニックや、ベンチでの読書にも最適。騒がしい都心から少し離れて、ゆっくりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です。
また、バードウォッチングのスポットとしても知られており、野鳥観察を楽しむ人の姿も。台場跡地の保存と自然保護のバランスが保たれていることで、こうした多彩な楽しみ方が可能になっています。
レインボーブリッジの絶景ポイント
品川台場エリアを代表するランドマークのひとつが「レインボーブリッジ」です。東京湾をまたぐ巨大な吊り橋で、昼は青空と海のコントラストが美しく、夜はライトアップにより幻想的な雰囲気を演出します。特に第三台場やお台場海浜公園から望むレインボーブリッジは、“東京らしい”風景として多くの観光客や写真家に愛されています。
おすすめの絶景ポイントは、以下の通り:
1. お台場海浜公園の砂浜エリア
砂浜に腰を下ろしながら見るレインボーブリッジは格別。遠くに東京タワーやスカイツリーも望める開放的なスポットで、特に夕暮れ時はシルエットが美しく、ロマンチックなムードを演出します。
2. 第三台場の砲台跡付近
歴史的な石垣と未来的な橋の共演が見られる貴重な場所。江戸幕末の遺構越しに現代都市の象徴を見るという、時代の“橋渡し”のような構図が撮影でき、フォトジェニックなポイントとして人気です。
3. レインボーブリッジ遊歩道(ノースルート)
徒歩で橋を渡ることができるレインボーブリッジの遊歩道もおすすめ。特にノースルート(台場側)は、お台場全体を見下ろす構図で、東京湾・お台場・品川方面の絶景を堪能できます。夜間はライトアップがあり、夜景観賞にもぴったり。
【撮影のコツ】
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夕方〜夜にかけての“マジックアワー”は特におすすめ
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三脚使用可能エリアを事前に確認すると安心
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夜景を撮るならISO感度とシャッタースピードを工夫してブレを防止
橋のライトアップは季節やイベントにより色が変わることもあり、何度訪れても違う表情を見せてくれるのが魅力。日中の爽快な海風、夕暮れ時の幻想的な雰囲気、夜景のきらめき…それぞれの時間帯に魅力があり、何度も訪れたくなる絶景ポイントです。
お台場海浜公園で楽しむアウトドア
品川台場と隣接する「お台場海浜公園」は、東京湾に面した開放的なロケーションと整備の行き届いた環境で、都市の中とは思えないほど豊かなアウトドア体験ができる場所です。白い砂浜、芝生広場、遊歩道が広がり、子どもから大人まで様々なアクティビティが楽しめます。
【おすすめのアウトドア体験】
1. ビーチ散策とピクニック
公園の目玉でもある人工の砂浜は、南国のような雰囲気。裸足で歩ける柔らかい砂と、心地よい潮風の中でのんびり過ごす時間は格別です。ベンチや芝生エリアもあるので、お弁当やテイクアウトを広げてピクニックも楽しめます。
2. カヌー・SUP体験
事前予約制で、湾内でのカヌーやスタンドアップパドルボード(SUP)も体験できます。初心者でもインストラクターの指導があるため安心。海から見上げるレインボーブリッジや台場の景色は、陸上からとはまた違う特別な体験です。
3. 釣り
海辺の一部エリアでは釣りも可能。ハゼやスズキなどが釣れることもあり、休日にはファミリーや釣り好きが糸を垂れる姿が見られます。貸し竿がある施設も近くにあり、手ぶらでも気軽に楽しめるのが魅力です。
4. ペットとの散歩
公園内はペット同伴可能で、広々とした遊歩道は犬の散歩にも最適。専用の水飲み場やゴミ箱も整備されており、ペットと一緒に気持ちの良い時間を過ごすことができます。
5. サンセット&ナイトビュー観賞
日中のアクティビティだけでなく、夕暮れ以降の時間も魅力たっぷり。東京湾越しに沈む夕日や、夜のライトアップされたレインボーブリッジ、東京タワーを眺めながらの夜ピクニックも人気です。
このように、お台場海浜公園は“都市型アウトドア”の理想形とも言えるスポット。観光に組み込めば、歴史散策+アクティビティという一日満喫のプランが実現します。
台場小砲台と記念碑
品川台場周辺には、当時の砲台を再現した「台場小砲台(だいばしょうほうだい)」や、歴史の節目を今に伝える記念碑が複数設置されています。これらは、ただの観光モニュメントではなく、幕末の防衛体制を視覚的に理解できる貴重な歴史教材でもあります。
台場小砲台は、お台場海浜公園の芝生広場の一角にあり、実際の砲台を1/2サイズで再現した展示です。円形に積み上げられた石垣と、その中央に据えられた大砲の模型は、往時の戦闘態勢を彷彿とさせます。子どもたちにも分かりやすい説明パネルが設置されており、学校の社会科見学コースとしても人気があります。
記念碑として注目されるのが、第三台場に設置された「江川英龍の功績碑」です。この碑は、品川台場の築造を指揮した江川英龍の偉業を讃えるもので、地元の保存団体や教育関係者によって建てられたものです。碑文には彼の功績と、当時の国難に立ち向かった姿勢が記されています。
また、フジテレビ方面へ向かう遊歩道沿いにも、「ペリー来航記念碑」や「台場建設着工の地」といった小型の碑が点在しており、これらを順番に巡る“歴史スタンプラリー”のような楽しみ方も可能です。
これらの砲台模型や記念碑は、散策中に偶然目に入ることも多く、歴史への理解を深める“仕掛け”として機能しています。写真スポットとしても人気が高く、特に大砲のレプリカ前では子どもがポーズをとって記念撮影する姿もよく見られます。
ただ風景を楽しむだけではなく、こうした史跡を通じて「なぜこの場所に台場が築かれたのか」「当時の人々は何を恐れていたのか」といった歴史背景を考える時間は、観光の意義をより深めてくれるでしょう。
夕日と夜景が美しい撮影スポット
品川台場エリアは、東京屈指の「夕日」と「夜景」スポットとしても知られています。湾岸に位置し、視界を遮る高層建築が少ないこの場所では、空と海が作り出すダイナミックな色の変化をたっぷり堪能できます。特に第三台場から見る景色は、江戸時代の防衛拠点という歴史的背景と、現代都市の夜景が交差する“時間のレイヤー”を感じさせる絶景ポイントです。
【おすすめの撮影タイム】
● 夕日(サンセット)
日没前の「マジックアワー」は、空がオレンジや紫に染まる幻想的な時間帯。第三台場の北西方向から見える太陽の沈む様子は、レインボーブリッジや東京タワーとのコントラストが美しく、まさに東京ならではのシーン。特に春分・秋分の前後は、太陽の位置が絶妙で、理想的な写真が撮れます。
● 夜景(ナイトビュー)
夜にはレインボーブリッジがライトアップされ、色とりどりの照明が海面に反射する様子がロマンチックな雰囲気を醸し出します。東京タワー、スカイツリーも遠くに見え、都心の夜景を一望できる絶好のロケーション。お台場海浜公園のベンチに座ってゆっくり眺めるのも格別です。
【撮影におすすめの場所】
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第三台場の先端部(旧砲台跡):視界が広く、自然と人工の調和が美しい
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お台場海浜公園の砂浜中央部:反射する水面が幻想的な画を生む
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レインボーブリッジ遊歩道・ノースルート:高所からの俯瞰撮影が可能
【撮影のヒント】
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スマートフォン撮影でも「ナイトモード」を活用すると◎
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三脚の使用は、夕暮れ〜夜間の撮影には強くおすすめ
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季節によって色味や空気感が変わるので、時期を変えて訪れるのも楽しい
四季折々、時間帯ごとに異なる“光の景色”を見せてくれる品川台場エリアは、撮影好きにとってもたまらないスポットです。SNS映えする写真を撮りたい方は、ぜひ夕暮れ以降を狙って訪れてみてください。
品川台場観光のモデルコース
台場周辺1日モデルルート
お台場・品川台場エリアは、歴史的遺産と近未来的な都市風景が融合した東京でも稀有な観光地。ここでは、品川台場の見学を中心にしながら、周辺のエンタメ・グルメも楽しめる1日満喫モデルコースをご紹介します。
【午前】
9:30 お台場海浜公園駅 到着
ゆりかもめを利用して「お台場海浜公園駅」へ。ホームから見える東京湾の景色で、旅の始まりにテンションが上がります。
10:00 第三台場(台場公園) 散策
橋を渡って第三台場へ。砲台跡や石垣を歩きながら、江戸末期の防衛施設をじっくり観察。約30〜45分の散策で、自然と歴史を感じられます。
11:00 お台場海浜公園 散歩&写真タイム
レインボーブリッジや東京湾を背景に記念撮影。ベンチで軽く休憩しながら、潮風に癒される時間を過ごしましょう。
【昼食】
12:00 アクアシティお台場でランチ
レストランが充実しているアクアシティで、海を眺めながらの食事を。和食・イタリアン・ハンバーガーなど多彩なジャンルがそろっています。
【午後】
13:30 フジテレビ本社 見学ツアー
人気番組のスタジオや展望デッキを体験。記念グッズやカフェも楽しめ、観光気分をさらに盛り上げてくれます。
15:00 ダイバーシティ東京でショッピング&等身大ガンダム
ガンダム立像の前で記念撮影した後は、ファッションや雑貨の買い物を満喫。
16:30 台場小砲台・記念碑巡り
再び歴史散策へ。台場小砲台や江川英龍記念碑をめぐり、1日のテーマである「歴史」を締めくくります。
【夕方〜夜】
17:30 デックス東京ビーチでディナー&夜景観賞
シーサイドレストランでのディナーと、ライトアップされたレインボーブリッジの夜景がロマンチックなひとときに。
このモデルルートは、歴史+エンタメ+グルメ+景色がバランス良く楽しめる内容です。歩く距離も無理がなく、誰でも気軽にチャレンジできるのがポイント。初めてお台場を訪れる方や家族連れにもおすすめの1日プランです。
半日で巡る歴史+ショッピングプラン
お台場エリアを「サクッと短時間で楽しみたい!」という方におすすめなのが、歴史と買い物をバランスよく組み合わせた“半日満喫プラン”です。午後の数時間でも効率良く名所を巡り、充実したひとときを過ごせます。
【13:00 お台場海浜公園駅 到着】
ゆりかもめでアクセス。駅からすぐの海浜公園では、まず景色を楽しみつつ心をリラックスさせてからスタート。
【13:30 第三台場(台場公園)で歴史散策】
台場の遺構を実際に歩いて体感。砲台跡、弾薬庫跡、石垣などをじっくり見て回りましょう。江戸時代の防衛施設に触れ、写真映えスポットとしても人気です。
【14:30 台場小砲台・記念碑めぐり】
第三台場の隣にある台場小砲台と江川英龍記念碑をチェック。子どもや歴史初心者にもわかりやすい解説パネルが設置されており、知識を深めながら回れます。
【15:00 アクアシティお台場でショッピング&カフェ】
散策の後は、アクアシティでゆったりショッピング。東京土産やおしゃれな雑貨を購入したり、カフェで海を眺めながらのんびり過ごすのもおすすめです。
【16:30 お台場海浜公園で夕方の景色を楽しむ】
最後に、砂浜へ戻って海とレインボーブリッジの眺めを堪能。運が良ければ美しいサンセットが見られるかもしれません。ゆっくり深呼吸しながら、都会の中の自然に癒されましょう。
半日でも歴史に触れ、買い物も楽しめるこのプランは、時間の限られた観光客やビジネスマンにも最適。無理なく歩ける距離感と、見どころがコンパクトに集まったお台場ならではの魅力を存分に味わえます。
お台場観光+レインボーブリッジ徒歩コース
東京観光の中でも特に「歩いて楽しむ絶景ルート」として人気なのが、品川台場周辺とレインボーブリッジを組み合わせたウォーキングプランです。空と海に囲まれた開放感を全身で味わえる、まさに“東京湾散策の決定版”とも言えるコースをご紹介します。
【10:00 お台場海浜公園駅 出発】
午前の空気が爽やかな時間帯にスタート。駅からすぐの海浜公園をゆっくり歩きながら、東京湾の風景と第三台場を眺めつつ散策を楽しみます。
【10:30 第三台場(台場公園) 散策】
しっかりと保存された砲台跡、石垣、弾薬庫跡を巡りながら、幕末の防衛ラインに思いを馳せます。約30分〜40分の散策にちょうど良いコースです。
【11:30 レインボーブリッジ遊歩道入り口(お台場側)へ移動】
ゆっくりと北上し、「レインボープロムナード」へ向かいます。徒歩10分ほどで、遊歩道入り口に到着。入場は無料、午前9時〜夜9時(時期により異なる)まで開放されています。
【12:00 レインボーブリッジを徒歩で横断】
全長約1.7kmの橋を、徒歩で渡るという非日常体験!おすすめは「ノースルート(北側)」で、台場や東京タワー、晴れた日には富士山まで一望できます。途中にベンチや展望スペースもあるので、景色を眺めながらのんびり歩けます。
所要時間は約30〜40分。歩くごとに景色が変化し、まさに絶景ハイキングコースといえるでしょう。
【13:00 芝浦アンカレッジ出口到着→JR田町駅へ】
橋を渡り切ったら、エレベーターまたは階段で地上に降り、JR田町駅までは徒歩約15分。駅周辺でランチをとるのもおすすめです。
このプランは、歴史、絶景、運動を同時に楽しめる贅沢なルート。歩くのが好きな方、写真が趣味の方、いつもと違う東京を体感したい方に特におすすめです。爽やかな風を感じながら、江戸の遺構と現代のインフラを“足でつなぐ旅”をぜひお楽しみください。
ファミリーにおすすめ!遊んで学べる体験型プラン
品川台場周辺は、子どもと一緒に「遊びながら学べる」要素が満載の観光地。歴史・自然・エンタメがバランス良く融合しており、ファミリーでの1日観光にぴったりです。ここでは、小さな子どもから小学生くらいまでを対象にした、体験型のモデルコースをご紹介します。
【10:00 ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」到着】
乗車自体がアトラクションのように楽しい「ゆりかもめ」で、お台場入り。電車の最前列に座れると、子どもも大喜び!
【10:15 第三台場を探検】
実際に歩いて見られる砲台跡や石垣は、子どもにとってまるで“冒険の舞台”。草むらをかき分けながら探検気分で散策し、親子で歴史のお話をしながら進みましょう。途中にある説明看板も、簡単な漢字が多く、学びに最適です。
【11:15 台場小砲台で記念写真】
公園内のミニ砲台で記念撮影。大砲を背景に“ちび幕末戦士”のようなポーズで撮れば、思い出になること間違いなし!
【11:30 日本科学未来館 or レゴランドディスカバリーセンター】
天候や年齢に応じて、科学系体験ができる「日本科学未来館」、または体を使って遊べる「レゴランド東京」へ。どちらも予約がベターで、親子で夢中になれる時間が過ごせます。
【13:00 ランチタイム】
「アクアシティお台場」や「デックス東京ビーチ」で子連れ歓迎のレストランへ。お子様ランチも豊富で、離乳食OKのお店もあります。
【14:30 お台場海浜公園でのんびり自由時間】
砂浜で貝殻拾い、水辺でバシャバシャ、ベンチで昼寝…と、それぞれのスタイルで午後の時間を満喫。海を見ながら家族でおやつタイムもおすすめです。
【16:00 ダイバーシティ東京でガンダムを見学】
実物大ガンダム立像は、子どもにも大人にもインパクト抜群!動く演出タイムに合わせて訪れると、拍手が起こるほどの盛り上がりです。
このように、教育的な要素とエンタメが自然に組み合わさった品川台場エリアは、ファミリーにとって最高の“遊学”フィールド。小さな発見が詰まった1日を、ぜひ親子で楽しんでみてください。
海が見えるおしゃれカフェ
お台場エリアには、美しい東京湾を望みながらゆっくりくつろげるおしゃれなカフェが点在しています。特に海に面したカフェは、風景を楽しみながら会話も弾み、デートにも家族連れにも大人気。品川台場の観光後に、ホッと一息つけるスポットをご紹介します。
【1】bills お台場(ビルズ)
アクアシティお台場内にあるオーストラリア発のカフェレストラン。ふわふわのリコッタパンケーキが大人気で、海が見えるテラス席はSNS映え抜群。朝食やブランチにぴったりで、観光のスタートにもおすすめです。
【2】タリーズコーヒー お台場海浜公園店
チェーンながらロケーションが秀逸。目の前に広がる砂浜と海を眺めながら、落ち着いた雰囲気でコーヒーブレイクができます。子連れにも優しく、ベビーカーでも入りやすい設計が魅力。
【3】LONGBOARD CAFE(ロングボードカフェ)
デックス東京ビーチ内の西海岸スタイルのカフェ。バーガーやホットドッグなど、カジュアルなフードとともに、サーフショップのような雰囲気の中で海を感じられるスポットです。
【ポイント】
カフェ名 | 特徴 | テラス席 | 人気メニュー |
---|---|---|---|
bills | 世界的に有名なパンケーキカフェ | あり | リコッタパンケーキ |
タリーズお台場 | 海が目の前の好立地 | あり | ハニーミルクラテ |
ロングボードカフェ | アメリカンスタイル | あり | グルメバーガー |
これらのカフェは、どれも観光の合間に立ち寄りやすく、店内も広め。晴れた日にはぜひテラス席で、東京湾の風を感じながらのカフェタイムを満喫してください。
家族連れに人気のレストラン
お台場は家族連れに優しい飲食スポットが充実しており、子どもから大人まで安心して楽しめるお店がたくさんあります。広々とした店内やキッズチェア完備、そして子どもメニューがあるレストランをピックアップしました。
【1】ママステーションお台場
アクアシティお台場内にある子育て世帯歓迎の飲食施設。授乳室や託児スペースも併設されており、子ども連れでもストレスフリー。メニューは和洋中のバリエーションがあり、キッズプレートやお子さま用ドリンクも豊富です。
【2】デックス東京ビーチ内「キッズレストラン Fun Fun」
遊び場と食事が一体になった施設。滑り台やおもちゃコーナーがあり、親は食事を楽しみながら子どもを見守れる造りになっています。バイキング形式で子どもも好きなものを取りやすいのが特徴です。
【3】グランチャイナお台場(ヒルトンお台場内)
中華料理を楽しみたいファミリーにおすすめ。広い個室と低アレルゲンメニューがあり、子どもの食事対応も万全。北京ダックなどの本格中華を、家族みんなでシェアできます。
家族に嬉しい共通ポイント
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ベビーチェア・キッズプレート完備
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広々としたテーブル席で混雑時も安心
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授乳室・オムツ替え設備が近隣に多数
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メニュー表記・スタッフ説明が親切丁寧
お台場の観光で疲れた後、家族みんなでゆったり食事を楽しめるスポットとして最適です。遊びと食を両立させつつ、親子の時間をゆったり過ごしたい方におすすめです。
テイクアウトで手軽に!海辺グルメ
お台場の楽しみ方の一つが「ピクニックスタイル」での食事。天気の良い日には、テイクアウトフードを持って砂浜や芝生エリアで食べるのが人気です。ここでは、テイクアウトに適したお店とおすすめグルメをご紹介します。
【1】クア・アイナ お台場店(アクアシティ内)
ハワイ発祥のグルメバーガーショップ。ボリュームたっぷりのバーガーにポテトを添えてテイクアウト可能。ベンチで海を眺めながら頬張るのが最高!
【2】東京たこ焼きミュージアム(デックス東京ビーチ内)
本場大阪の人気店が集結したたこ焼きフードコート。外はカリッと中はトロッとした熱々のたこ焼きをテイクアウトして、公園で食べ歩きも◎。
【3】Eggs ’n Things お台場店
パンケーキで有名なハワイアンカフェ。おしゃれな容器に入ったフルーツたっぷりのパンケーキは、写真映えも抜群。持ち運びやすく、甘党にはたまらないテイクアウトスイーツ。
テイクアウトおすすめ活用法
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アクアシティの「テラス席」や「砂浜ベンチ」でゆったり昼食
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第三台場内の木陰で“お台場ピクニック”気分を満喫
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レインボーブリッジを眺めながら軽食&ドリンクでリラックス
ゴミ箱も多数設置されており、清潔で安心して食事ができるのもお台場ならでは。気軽に、でもしっかりお腹も満たしたい方にぴったりのグルメスタイルです。
記念日におすすめのレストラン
特別な日をお祝いするなら、お台場のロマンチックなロケーションと上質な料理がそろったレストランがおすすめです。誕生日、結婚記念日、プロポーズ…どんなシーンにもぴったりな、感動を演出してくれるお店をご紹介します。
【1】グリロジー バー&グリル(ヒルトン東京お台場内)
海に面したガラス張りの店内からは、レインボーブリッジと東京タワーの夜景が一望できます。ステーキやシーフードが中心のコース料理は、見た目も味も一流。アニバーサリープランにはメッセージプレートや乾杯スパークリングもあり、記念日演出に最適です。
【2】トゥーランドット臥龍居(グランドニッコー東京 台場内)
高級感のある中華料理で祝う記念日。点心や北京ダックなど、本格的なコースが味わえるだけでなく、店内のインテリアも洗練されており、大人の落ち着いた雰囲気を演出。窓際席はレインボーブリッジビュー。
【3】レインボーブリッジビューダイニング THE OCEAN
名前の通り、全席からブリッジが見える絶景レストラン。フレンチベースの創作料理が楽しめ、アニバーサリーケーキや花束の手配も可能。ディナータイムにはライトアップされた海景色が特別感を倍増させてくれます。
記念日演出に嬉しいポイント
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夜景が見えるロケーション
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コース料理のクオリティが高い
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サプライズ演出(ケーキ、花、音楽など)に対応
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ホテルレストランは宿泊とセットも可能
これらのレストランは、記念日を“ただの外食”ではなく“思い出に残るひととき”に変えてくれる特別な場所。予約時に記念日であることを伝えると、さらに素敵なサービスが期待できます。
地元で人気の穴場グルメ
観光客で賑わうお台場にも、実は地元の人たちに長年愛される“穴場グルメ”が存在します。行列こそ少ないものの、味・雰囲気・コスパに優れた名店が揃っており、ちょっと違った視点で台場グルメを楽しみたい方におすすめです。
【1】ひもの屋 お台場デックス東京ビーチ店
新鮮な干物や焼き魚を中心とした和定食が人気の居酒屋ランチスポット。店内は落ち着いた和の空間で、観光の合間のひと息にも最適。定食はボリュームたっぷり、コスパ抜群で地元勤務の人にも大好評です。
【2】ババ・ガンプ・シュリンプ東京
映画『フォレスト・ガンプ』をテーマにしたユニークなシーフードレストラン。エビを中心としたアメリカ南部料理が楽しめ、店内の装飾やスタッフの陽気な接客も地元で密かな人気。観光色が強いながらもリピーターが多い名所的穴場。
【3】中華料理 海源(有明)
地元のオフィスワーカーに人気の中華料理店。台場から少し足を延ばして有明方面に歩けば、ボリューム満点のランチメニューと本格中華が味わえます。観光客は少なめなので、静かにゆっくり食事をしたい時におすすめ。
穴場グルメを選ぶポイント
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地元の人が通っている
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昼時はビジネスマンの利用が多い
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看板や外観が派手でない
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店内が落ち着いている
こうした穴場スポットは、ガイドブックにはあまり載っていない分、訪れたときの感動がひとしおです。混雑を避けたい時や、リーズナブルに“本物の味”を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
品川台場観光の実用情報
アクセス情報:電車・バス・車での行き方
品川台場へのアクセスは非常に便利で、電車・バス・車いずれの手段でもスムーズに訪れることができます。以下では主要なアクセス方法とポイントを詳しく解説します。
【電車でのアクセス】
お台場エリアの中心にある「お台場海浜公園駅(ゆりかもめ)」が最寄りです。
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新橋駅からゆりかもめ利用:約15分
新橋駅から自動運転のモノレール「ゆりかもめ」に乗車し、お台場海浜公園駅で下車。車窓からレインボーブリッジを渡る景色が楽しめます。 -
東京テレポート駅(りんかい線)も便利
JR埼京線直通で、新宿や渋谷方面からアクセスしやすい。駅から徒歩約10分でお台場海浜公園や台場公園に到着。
【バスでのアクセス】
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都営バス:海01系統(門前仲町〜東京テレポート)
豊洲や有明から直行便があり、交通費も安く便利です。 -
京浜急行バス:羽田空港から直行便あり
所要時間は約20〜30分で、旅行者に人気。
【車でのアクセス】
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首都高速湾岸線「台場出口」または「有明出口」から約5分
レインボーブリッジを越えてすぐのアクセスで、看板もわかりやすく迷いにくい。 -
注意点:週末・祝日は混雑注意
午前10時~午後4時ごろまでは駐車場満車になることもあるため、早めの到着がおすすめです。
【アクセス早見表】
出発地 | 利用交通 | 所要時間 | 乗換回数 |
---|---|---|---|
新橋 | ゆりかもめ | 約15分 | なし |
新宿 | りんかい線 | 約25分 | なし |
羽田空港 | バス or 車 | 約25〜30分 | なし |
東京駅 | 電車+ゆりかもめ | 約20分 | 1回 |
アクセス手段が豊富で、家族連れ・カップル・団体旅行などあらゆるスタイルの観光客に対応できるのが品川台場の強み。天候やスケジュールに合わせて、最適なルートを選びましょう。
駐車場情報と料金
お台場・品川台場周辺には、観光客向けに整備された大規模駐車場が多数あります。車で訪れる方にとっては、料金や混雑状況、台場公園への距離などが気になるポイント。ここでは代表的な駐車場とその特徴をわかりやすくご紹介します。
【主要駐車場一覧】
駐車場名 | 台場公園までの距離 | 収容台数 | 料金目安(平日) | 備考 |
---|---|---|---|---|
アクアシティお台場駐車場 | 徒歩約5分 | 約900台 | 1時間600円/1日上限1500円 | 買物で割引あり |
デックス東京ビーチ駐車場 | 徒歩約7分 | 約550台 | 最初の1時間500円/以降30分250円 | 利用金額で割引あり |
ダイバーシティ東京駐車場 | 徒歩約10分 | 約1400台 | 1時間600円/以降30分300円 | ガンダム立像近く |
お台場海浜公園駐車場 | 徒歩すぐ | 約150台 | 1時間400円/1日最大1500円 | 土日祝は早めの満車注意 |
【駐車のコツと注意点】
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土日祝・大型連休は午前中に満車必至
10:00までの到着が理想。特に第三台場に近い「お台場海浜公園駐車場」は人気。 -
ショッピングモールでの割引活用を!
アクアシティやデックスなどは、買物金額に応じて駐車サービスあり。2,000円以上で1〜2時間無料になることも。 -
EV車対応の駐車場も増加中
グランドニッコー東京 台場など一部ホテル・商業施設でEV充電可能。
駐車場選びは、観光コースとの組み合わせがカギ。短時間なら海浜公園、長時間ならアクアシティの上限設定を活用するのがおすすめです。混雑を避けたい場合は、朝のうちに現地入りし、徒歩や電車で周辺を回るのがスマートです。
ペット連れOK?散歩や施設の対応
お台場・品川台場エリアは、ペット同伴での観光に優しいスポットとしても知られています。広い公園、海辺の遊歩道、そしてペットOKのカフェやショップが点在し、愛犬家・愛猫家にとって魅力的なエリアです。ここではペット連れ観光の注意点やおすすめポイントをご紹介します。
【散歩に最適なスポット】
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お台場海浜公園の遊歩道
リードを付ければワンちゃんと一緒に砂浜や芝生を散歩可能。足洗い場があり、散歩後も清潔に保てます。 -
デックス東京ビーチのテラス
一部レストラン・カフェのテラス席はペット同伴OK。お水を提供してくれる店舗もあります。 -
シンボルプロムナード公園(有明方面)
長距離の遊歩道で、車や自転車の心配が少なく、のびのび散歩が楽しめます。
【ペット同伴可の施設・カフェ】
店名 | 同伴条件 | 備考 |
---|---|---|
タリーズコーヒーお台場店 | テラス席可 | リード必須・水提供あり |
アクアシティお台場 一部店舗 | カートインで店内OK | 小型犬向け対応中心 |
ロングボードカフェ | テラス席可 | 犬用メニューあり(非公式) |
【注意点・マナー】
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散歩中は必ずリードを装着、排泄物の処理は持ち帰りを徹底
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商業施設内はキャリーバッグやペットカート利用が基本
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イベント会場や混雑時はペット不可エリアに注意
ペットとの観光をより楽しむためには、事前に同伴可能エリアの確認が重要。お台場は他の都内スポットと比べても対応が進んでおり、愛犬とのんびり過ごしたい休日にぴったりなエリアです。
ベストシーズンはいつ?季節ごとの楽しみ方
品川台場エリアは年間を通して観光が楽しめる場所ですが、それぞれの季節に応じて違った魅力があります。天候やイベント、景色の変化を活かして、訪れる時期に応じた楽しみ方を知っておくと、より充実した観光体験が可能です。
【春(3〜5月):花と潮風の散策に最適】
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海風が心地よく、気温も穏やかで散策に最適
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第三台場や海浜公園で桜や新緑が楽しめる
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フジテレビなどで春のイベントも多数開催
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おすすめ:ピクニック、お花見、ガーデンカフェ巡り
【夏(6〜8月):海風と夕日が魅力】
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日差しは強いが、海辺の風で体感温度はやや低め
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サンセットタイムの美しさは格別、夜景観賞にも最適
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海浜公園では足元を水に浸して涼む人も多い
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おすすめ:夕方〜夜の散歩、サンセット撮影、夜景ディナー
【秋(9〜11月):イベントと快適気候】
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観光に最適な気候で、人出も春より落ち着く
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レインボーブリッジやビル群が澄んだ空気に映える
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ハロウィンやアート系イベントが盛ん
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おすすめ:歴史散策、ショッピング、フォトウォーク
【冬(12〜2月):ライトアップと静かな景色】
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空気が澄んで夜景が一層美しく見える季節
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デックスやアクアシティのイルミネーションが華やか
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第三台場も静かでロマンチックな雰囲気に
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おすすめ:イルミネーション巡り、記念日ディナー、カフェ休憩
【季節別おすすめ表】
季節 | 特徴 | おすすめアクティビティ |
---|---|---|
春 | 新緑・穏やかな気候 | 散策・花見・ピクニック |
夏 | 海風・夕日が美しい | 夜景撮影・涼み散歩 |
秋 | 快適・イベント豊富 | 歴史探索・買い物 |
冬 | 空気が澄む・静けさ | イルミネーション観賞 |
どの季節に訪れても魅力がありますが、特に「春と秋」は過ごしやすさと風景の美しさが両立するベストシーズン。旅行の計画時には、気候とイベント情報を合わせてチェックするのがおすすめです。
無料で楽しめるスポット特集
お台場・品川台場エリアは、実は“お金をかけずに楽しめる”スポットがとても充実しています。家族連れでもカップルでも、気軽にふらっと立ち寄って楽しめる無料施設・景観スポットをご紹介します。
【1】お台場海浜公園(散策・砂浜エリア)
人工砂浜が広がる人気スポット。海辺の散歩、貝殻拾い、写真撮影など、子どもから大人まで自然の中でリラックスできます。レインボーブリッジと東京タワーを背景にした風景はSNS映え抜群。
【2】第三台場(台場公園)
江戸時代に作られた砲台跡が残る史跡。散策路は無料で開放されており、歴史を学びながら自然を満喫できる癒しの空間。静かな芝生広場は、お弁当を広げるにもぴったり。
【3】レインボーブリッジ遊歩道(レインボープロムナード)
徒歩でレインボーブリッジを渡れる絶景ルート。全長1.7kmの無料遊歩道からは、東京湾やお台場の街並みを一望できます。展望台スペースもあり、風を感じながらの散策に最適。
【4】フジテレビ本社ビル前広場・無料展示エリア
フジテレビの1階にはキャラクターグッズや番組パネルなどが楽しめる展示コーナーあり。小さなお子様でも楽しめ、ちょっとした記念撮影スポットとして人気。
【5】デックス東京ビーチの台場一丁目商店街(入場無料)
昭和レトロな雰囲気を再現した商店街テーマエリア。買い物しなくても、見て歩くだけで楽しい。射的や昔ながらの看板、ガチャガチャなど、大人も童心に帰れる空間。
【無料スポットまとめ】
スポット名 | 楽しめる内容 | 所要目安 |
---|---|---|
海浜公園 | 散歩・写真・潮風 | 30〜60分 |
台場公園 | 歴史散策・自然 | 30〜45分 |
レインボーブリッジ | 絶景ウォーキング | 約40分 |
フジTV前 | 写真・展示 | 15〜30分 |
商店街 | 昭和レトロ見物 | 20〜30分 |
コストを抑えてもしっかり満足できるのが、お台場の嬉しいポイント。時間があまりない日や、気軽なデート、節約旅行にもぴったりのプランを組むことが可能です。
まとめ
品川台場は、江戸時代の歴史遺産と現代都市の魅力が融合した、東京湾屈指の観光スポットです。第三台場の砲台跡やお台場海浜公園の自然景観、ライトアップされたレインボーブリッジなど、1日中楽しめる見どころが満載です。また、グルメやショッピング、家族連れ・ペット連れ対応の充実度も高く、あらゆる旅行スタイルにマッチします。
宿泊施設もラグジュアリーからリーズナブルまで多彩で、アクセスも電車・車・バスと選択肢が豊富。さらに、無料で楽しめるスポットも多く、コストを抑えた観光も可能です。
お台場・品川台場の魅力をたっぷり詰め込んだこのガイドを参考に、ぜひ次回の東京観光プランに加えてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事が読者様のお役に立てたら幸いです。