広島県三原市にある「新高山城(しんたかやまじょう)」は、戦国時代の名将・小早川隆景が築いた山城として知られ、歴史ファンにはたまらないスポットです。標高197mの高山山頂に位置するこの城跡は、石垣や土塁が今なお残され、往時の息吹を感じられる場所。整備された登山道を歩くと、頂上からは瀬戸内海の絶景が広がり、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
しかし、せっかく訪れるなら、周辺にある温泉付きの宿や、アクセスの良いビジネスホテルに泊まって、ゆったりと観光を楽しみたいですよね。この記事では、新高山城観光にぴったりの宿泊施設5選をご紹介したうえで、新高山城の魅力を「歴史」「見どころ」「モデルコース」「グルメ」「観光情報」というテーマ別に徹底解説。地元グルメやアクセス方法など、初めての方でも分かりやすく丁寧にまとめています。
旅の計画に役立つだけでなく、読み物としても楽しめる構成となっていますので、最後までぜひお付き合いください!
新高山城観光に便利なおすすめ宿泊施設5選
ホテルルートイン三原駅前
ホテルの特徴:
三原駅から徒歩約2分という抜群の立地に加え、大浴場や無料の朝食サービスなど、ビジネスにも観光にも最適な設備が整ったホテルです。館内は清潔感があり、ビジネスホテルながらも快適さと落ち着きが感じられます。無料Wi-Fi、ズボンプレッサー、加湿機能付き空気清浄機など、長期滞在にも便利な設備が揃っています。
新高山城へのアクセス:
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車:約10分
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徒歩+タクシー:約25分(駅からタクシー利用)
周辺観光スポット:
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三原港:徒歩約10分
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三原浮城跡(三原城跡):徒歩約5分
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佐木島フェリー乗り場:徒歩約7分
項目 | 詳細 |
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住所 | 広島県三原市城町1-3-3 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金目安 | ¥7,000〜 / 泊 |
ホテル名 | ホテルルートイン三原駅前 |
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(読み) | ほてるるーといんみはらえきまえ |
特 色 | 30品目以上の日替り朝食無料!焼き立てパンあり!男女別大浴場無料!スーパー隣接・コンビニ徒歩2分! |
料 金 | 5500円~ |
住 所 | 〒723-0014 広島県三原市城町1-3-3 |
電 話 | 050-5576-7666 |
FAX | 0848-81-0082 |
最寄駅 | 三原 |
アクセス | JR山陽新幹線・山陽本線 三原駅より徒歩約2分/山陽自動車道 三原久井ICより車で約17分、尾道ICより車で約19分 |
駐車場 | キオラスクエア内クラフトパーキング(提携)自走式立体駐車場264台 有料(800円/1泊)先着順 |
投稿件数 | 295件 |
★の数 | (総合): 4.45 |
天然温泉「浮城の湯」スーパーホテル三原駅前
ホテルの特徴:
天然温泉「浮城の湯」が楽しめる人気のホテル。疲れた体を癒してくれる広々とした大浴場が魅力です。焼き立てパンが好評の健康朝食も無料で提供され、女性専用ルームやセキュリティ面でも安心な環境が整っています。自然派志向のアメニティやエコな取り組みにも注目です。
新高山城へのアクセス:
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車:約10分
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徒歩+タクシー:約25分
周辺観光スポット:
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三原港:徒歩約8分
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三原浮城跡:徒歩約4分
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みはらし温泉ゆーゆー:車で約10分
項目 | 詳細 |
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住所 | 広島県三原市城町1-12-1 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金目安 | ¥6,500〜 / 泊 |
ホテル ヤッサ
ホテルの特徴:
ビジネス利用から観光客まで幅広く支持されているホテル。スタッフの接客も丁寧で、館内は落ち着いた雰囲気。コインランドリーやレンタルサイクルも利用でき、長期滞在にも便利です。駅から徒歩1分以内という好立地も魅力です。
新高山城へのアクセス:
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車:約10分
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徒歩+タクシー:約20分
周辺観光スポット:
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三原港:徒歩約6分
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三原浮城跡:徒歩約3分
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たこ焼き「くれたけ屋」:徒歩約5分
項目 | 詳細 |
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住所 | 広島県三原市城町1-9-2 |
チェックイン | 16:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金目安 | ¥6,000〜 / 泊 |
三原シティホテル
ホテルの特徴:
リーズナブルな料金と、家庭的なサービスが人気のホテル。朝食付きプランもあり、出張・観光どちらにも適したバランスの良さが評価されています。部屋はやや古めですが、清掃が行き届いており、快適に過ごせます。
新高山城へのアクセス:
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車:約12分
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徒歩+タクシー:約25分
周辺観光スポット:
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三原港:徒歩約7分
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三原浮城跡:徒歩約5分
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大和ミュージアム(呉市):電車で約40分
項目 | 詳細 |
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住所 | 広島県三原市城町2-2-3 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金目安 | ¥5,500〜 / 泊 |
ホテル寿恵広
ホテルの特徴:
三原の老舗ホテルのひとつで、落ち着いた和の雰囲気が特徴。部屋数が少なく静かに過ごせるので、ゆっくり休みたい方におすすめです。館内にはレストランもあり、地元食材を使った料理を楽しめます。
新高山城へのアクセス:
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車:約13分
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徒歩+タクシー:約30分
周辺観光スポット:
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三原港:徒歩約10分
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三原浮城跡:徒歩約6分
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佛通寺:車で約25分
項目 | 詳細 |
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住所 | 広島県三原市館町1-3-1 |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金目安 | ¥6,000〜 / 泊 |
新高山城の歴史に迫る
小早川隆景と新高山城の築城背景
新高山城は戦国時代に小早川隆景によって築かれた山城です。小早川隆景は毛利元就の三男で、知略に優れた名将として名高く、毛利家の繁栄を支えた人物です。彼が新高山城を築いたのは、1552年頃。もともと小早川家の居城であった沼田小早川の本拠地「高山城」に代わる城として整備されたのが、この新高山城です。標高197mの高山に築かれたこの城は、戦略的に非常に有利な場所に位置しており、山頂からは瀬戸内海の島々や、周辺の街道を一望できます。これは戦国時代において、敵の接近をいち早く察知するために重要な要素でした。
さらに、新高山城は築城技術の面でも注目されています。土塁や堀切、曲輪(くるわ)などが巧みに配置されており、防御性が高く設計されていました。これらの構造は、現在もそのまま残っており、城跡としての価値が非常に高いとされています。小早川隆景はのちに三原城を築いて移りますが、新高山城はその前段階として、彼の統治戦略を垣間見ることができる重要な遺産です。
山城ならではの構造と防衛機能
新高山城は「山城」としての典型的な構造を備えています。まず特徴的なのが、尾根を利用して複数の曲輪(くるわ)を連ねて配置している点です。主要な曲輪は山頂にある本丸で、そこから南北に伸びる尾根上に二の丸や三の丸が配置されています。さらに、それぞれの曲輪の間には「堀切(ほりきり)」と呼ばれる溝が掘られ、敵の侵入を阻む工夫がされています。
また、自然の地形を最大限に活かした設計も見事です。急峻な山道がそのまま防御線となり、敵の大軍でも簡単には攻め込めない構造になっています。特に東側と南側には視界の良い見張り台が設置されており、遠くからの敵接近をいち早く発見することが可能でした。
さらに、石垣の代わりに土塁を用いたシンプルながら堅牢な防御構造は、当時の築城技術の高さを物語っています。これらの遺構は現在もよく保存されており、見学者はそのスケールと機能性に驚かされることでしょう。
新高山城が担った地域支配の要所
新高山城が築かれた三原の地は、当時の瀬戸内交通の要衝として非常に重要な位置にありました。陸路と海路の交差点に位置する三原は、毛利氏が中国地方を支配するうえでの中核的拠点となっていたのです。この地域を確実に押さえておくために、小早川隆景はこの場所に山城を築きました。
実際、城の位置からは瀬戸内海に浮かぶ島々、さらには尾道や竹原といった港町の動きまで把握できる見通しの良さがありました。このことは、軍事的だけでなく経済的な統治においても大きな意味を持っていたと考えられます。新高山城は、ただの防衛拠点ではなく、地域の行政拠点としても機能していたのです。
また、城下には寺院や市場が形成され、経済活動も盛んでした。これにより、三原は戦国時代から江戸時代にかけて、繁栄を続けることになります。新高山城はその起点となった、まさに「地域支配の礎」とも言える城なのです。
移転後の三原城との関係
小早川隆景は1580年代に新高山城を離れ、新たに三原港に面した「三原城」を築城し、居城を移しました。これは海上交通の重要性が増してきたことに対応するためでした。しかし、新高山城が完全に廃城となったわけではなく、引き続き重要な軍事拠点として維持されていたと言われています。
三原城は海に面した平城で、瀬戸内海を行き来する船舶の監視や通行管理に大きな役割を果たしました。一方、新高山城は山上にあるため、内陸部や背後の警戒、また防衛時の最終拠点として機能していたと考えられます。
このように、両城は「攻め」と「守り」の役割を分担しながら、連携して三原の統治を支えていたのです。現在でも三原市内にこの二つの城跡が残されており、それぞれが時代の変遷と戦略の違いを今に伝えています。
現代に伝わる新高山城の価値
現在、新高山城は広島県指定の史跡として保存されています。地元の有志による整備活動も行われており、登山道や案内板などが整備され、誰でも気軽に訪れることができます。特に春と秋の登山シーズンには多くの観光客や歴史ファンが訪れ、山頂からの絶景とともに、戦国の風を感じることができます。
また、学術的にも高く評価されており、近年の調査では新たな遺構の発見も報告されています。これは新高山城が単なるローカルな山城ではなく、戦国時代を代表する高度な築城技術が用いられていたことを示す証拠でもあります。
さらに、周辺では歴史ウォーキングイベントやガイド付きの登山ツアーなども開催され、地域活性化の中心的役割を果たしています。新高山城は「見るだけの史跡」ではなく、「体験できる歴史の舞台」として、これからも多くの人に感動を与えていくでしょう。
新高山城の見どころを楽しむ
山頂から望む瀬戸内海の絶景
新高山城の最大の魅力の一つは、山頂から見える瀬戸内海の大パノラマです。標高197mと比較的低い山ではありますが、周囲に高い建物がないため、頂上からは三原市街地や瀬戸内海に浮かぶ島々、遠くには四国山地までを見渡すことができます。特に晴れた日には、朝日や夕日が海に反射して美しい景色を演出し、訪れる人の心を癒してくれます。
登山道は整備されており、初心者でも比較的登りやすいルートになっています。約30分〜40分ほどで山頂に到着できるため、観光客や家族連れにも人気です。道中には案内板があり、城跡の構造や歴史を学びながら登ることができます。頂上に着くと、かつての本丸跡に立ち、かつてこの景色を見ながら小早川隆景が戦略を練っていたことを思い浮かべると、より深い感動が得られるでしょう。
春には桜、秋には紅葉と、季節ごとに違った風景が楽しめるのも魅力の一つ。写真撮影スポットとしても人気が高く、SNS映えする風景を求めて訪れる若者も増えています。
現存する石垣や曲輪の遺構群
新高山城には、戦国時代のままに残る貴重な遺構が数多くあります。特に本丸跡に残る石垣や、二の丸・三の丸などの曲輪(くるわ)は、当時の築城技術や構造を今に伝える重要な資料となっています。石垣は部分的に風化していますが、積み方や構造が確認でき、戦国時代の山城の姿を想像する手がかりとなります。
各曲輪は尾根に沿って段々に配置されており、それぞれが独立した防衛拠点の役割を担っていたと考えられています。これらは「連郭式山城」と呼ばれる構造で、敵の進入を何段階にも分けて防げるよう工夫されていました。また、堀切(ほりきり)と呼ばれる人工的な溝や、土塁(どるい)も複数残されており、城の防御性の高さが伺えます。
これらの遺構を見て回ることで、単なる風景観光ではなく、歴史を「感じる」体験ができます。現在は遊歩道として整備されているため、安全に見学することができるのも安心です。
春の桜・秋の紅葉スポットとしても人気
新高山城跡は、自然豊かな立地を活かし、四季折々の風景が楽しめるスポットとしても知られています。特に春には山道や山頂周辺に桜が咲き誇り、登山道全体がピンク色に包まれます。地元では「花見スポット」としても人気で、毎年多くの人が訪れています。
また、秋には紅葉が美しく色づき、赤や黄色のグラデーションが山全体を染め上げます。この時期は空気も澄んでおり、遠くの景色までクリアに見えるため、絶景と紅葉の両方を楽しむことができます。登山の途中で見かける野鳥や植物にも季節ごとの変化があり、自然観察の場としてもおすすめです。
このように、新高山城跡は歴史遺産であると同時に、自然の魅力にもあふれた場所です。カメラ片手に訪れる観光客やハイカーも多く、風景写真を楽しむには絶好のスポットと言えるでしょう。
文化財指定と保存整備の取り組み
新高山城跡は広島県の史跡として正式に指定されており、その保存と活用に向けた取り組みが進められています。地元の三原市教育委員会や観光協会、さらには地域住民によるボランティア団体が協力して、定期的な清掃や登山道の整備が行われています。
近年では、文化庁の助成金を受けて、案内看板の整備や情報発信にも力が入れられています。特に注目されているのが、ドローン撮影による空中映像や、3Dデータを活用した城郭の再現プロジェクト。これにより、訪れる前から新高山城の全体像を把握でき、見学の楽しみが倍増します。
また、歴史イベントやガイドツアーも定期的に開催され、地域の小中学校との連携による教育プログラムも実施。こうした活動は、単なる観光資源ではなく「地域の誇り」としての文化財のあり方を示しています。
ガイドツアーや登山イベント情報
新高山城では、地元観光協会主催によるガイドツアーが定期的に行われています。専門知識を持つガイドが案内してくれるため、遺構の意味や当時の暮らしぶりなどを深く知ることができます。特に歴史に詳しくない方でも、解説付きのツアーなら理解が深まり、より楽しむことができます。
また、春や秋には「新高山登山イベント」も開催され、多くの参加者で賑わいます。イベント時には地元の特産品販売や、子ども向けのワークショップ、戦国時代の衣装体験なども実施され、家族連れでも楽しめる内容となっています。
ツアーやイベントのスケジュールは、三原市観光協会の公式ホームページや、SNSで随時発信されているため、事前にチェックして参加するのがおすすめです。ガイド付きで登る新高山城は、自力登山とはまた違った魅力があり、リピーターも増えています。
新高山城を楽しむモデルコース
半日で楽しむ新高山城観光コース
新高山城を観光するには、半日あれば十分に主要スポットを回ることができます。朝ゆっくりとホテルを出発し、昼過ぎには城跡の山頂で絶景を堪能、午後には三原市内のグルメを楽しむというのが人気の流れです。
モデルスケジュール例(午前出発・午後帰着):
時間 | 行動内容 |
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9:00 | 三原駅前の宿泊ホテルを出発 |
9:30 | 新高山城登山口に到着 |
10:00 | 山道を散策しながら登山(途中の遺構見学) |
10:45 | 山頂に到着、絶景と本丸跡を堪能 |
11:30 | 下山開始 |
12:00 | 登山口へ戻り、三原市内に移動 |
12:30 | 昼食(三原名物のたこ料理など) |
短時間ながらも歴史と自然を同時に楽しめる、満足度の高いコースです。小学生以上のお子様連れでも十分楽しめるルートとなっています。足元はスニーカーなど歩きやすい靴が必須です。
歴史好きにおすすめの1日満喫プラン
もっとしっかりと新高山城の歴史を味わいたい方には、ガイド付きツアーや周辺史跡も組み込んだ1日コースがおすすめです。
1日満喫プラン例:
時間 | 行動内容 |
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9:00 | ガイド付き新高山城登山スタート |
10:30 | 山頂での解説と休憩 |
11:30 | 下山完了、市内へ移動 |
12:00 | 地元飲食店で昼食(タコ天丼など) |
13:30 | 三原城跡と浮城資料館見学 |
15:00 | 三原港で海の景色を楽しむ |
16:00 | お土産購入後、ホテルへ戻る |
このプランでは、歴史解説付きの体験と三原市の文化も合わせて満喫できます。移動距離も少なく、体力に自信がない方にも優しい行程です。
家族向けのゆるハイキングコース
小さなお子さんや高齢の方と一緒の観光なら、ゆっくりペースで進めるハイキングコースがぴったりです。城跡の全てを網羅しなくても、途中の展望ポイントまででも十分楽しめます。
家族向けゆるハイクモデル:
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10:00 三原駅出発、タクシーで登山口へ(約10分)
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10:20 山道をゆっくり歩き、約30分で中腹の見晴らしポイントに到着
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10:50 絶景を眺めながら休憩
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11:20 ゆっくり下山
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12:00 市内でランチ
無理なく自然を楽しめるプランで、途中の休憩場所でピクニックをするのもおすすめ。虫よけスプレーや飲み物は忘れずに持参しましょう。
歴史とグルメを楽しむ欲張りコース
せっかく三原まで来たのなら、歴史だけでなく地元グルメも楽しみたいところ。新高山城の登山と合わせて「三原たこ料理」や地元スイーツを組み合わせたグルメコースも人気です。
グルメ×歴史コース例:
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午前:新高山城登山(本丸跡まで往復)
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正午:三原港近くの「たこ壺」などでタコ料理ランチ
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午後:駅前商店街で「三原プリン」や地元パン屋の食べ歩き
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夕方:スーパーホテルの温泉で疲れを癒す
観光と食をバランスよく楽しめるこのプランは、特に女性グループやカップルに人気です。歩いた後に食べる地元料理は格別ですよ!
インスタ映え狙いのフォトスポット巡り
写真好きの方やSNS投稿を楽しみたい方には、撮影スポットを押さえたコースがおすすめ。新高山城の他にも三原には映える場所がたくさんあります。
インスタ映えコース:
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新高山城本丸跡:城跡と青空のコントラスト
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山頂からのパノラマ:朝日や夕日がベストタイム
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三原浮城跡:水辺に映る城壁が幻想的
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たこ料理のアップ写真:グルメ投稿にも最適
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三原駅の観光案内所:地元アート作品も展示中
このコースなら1日で5〜6枚の「いいね」がもらえる写真が撮れること間違いなし。季節の花や木々も忘れずに撮っておきましょう!
新高山城周辺で味わう三原グルメ
名物たこ料理を堪能するならここ!
三原市は全国でも有名な「たこの街」。瀬戸内海で獲れる三原のマダコは、肉厚で甘みがあり、噛むほどに旨味が広がる逸品です。新高山城観光の後には、ぜひこの名物たこ料理を堪能してみてください。
特に人気のメニューは「たこ天丼」や「たこ飯」、そして「たこの唐揚げ」です。地元では、古くからタコを干物や煮付けにして保存食としても親しまれており、今でもその伝統を守る老舗料理店が多く存在します。
おすすめのお店はこちら:
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たこ壺(三原港近く)
→ たこ刺し定食やたこ天ぷらが絶品。地元民にも観光客にも人気。 -
駅前食堂いろり庵
→ 昼はランチ、夜は居酒屋風に。たこしゃぶが話題。 -
食堂あづまや
→ 昔ながらの定食屋。たこ飯が人気メニュー。
旅の疲れを癒す、やさしい味のたこ料理。どのお店もリーズナブルで気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
地元スイーツ・三原プリンの魅力
実は三原市には「三原プリン」と呼ばれるご当地スイーツがあります。これは、地元の酪農家が作る新鮮な牛乳と卵を使用し、なめらかで濃厚な味わいが特徴のプリンです。特に女性やお子様に人気で、お土産にもぴったりです。
「三原プリン」は、駅前の観光案内所や一部のカフェ・道の駅などで販売されており、味のバリエーションも豊富。プレーンのほか、抹茶やチョコレート、瀬戸内レモン味など、地元らしさを取り入れたフレーバーが楽しめます。
おすすめ販売店:
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三原駅観光案内所
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カフェ蔵(くら)
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道の駅 みはら神明の里
とろけるような口当たりと、ほんのり甘くて優しい味わいが、観光の締めくくりにぴったりです。
朝ごはんも楽しめる宿周辺のカフェ
朝の時間を有意義に過ごしたい方には、ホテル近くのカフェでのモーニングもおすすめです。新高山城観光の前に、軽く腹ごしらえしておくと、登山も快適になります。
三原駅前エリアには、朝7時〜8時から開いているカフェが複数あります。手作りのトーストや地元の卵を使った卵かけご飯、コーヒーの香りに包まれて1日をスタートする贅沢は、旅ならではの体験です。
人気のカフェ:
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喫茶あさがお(朝7:00〜営業)
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珈琲館 三原駅前店(ゆったりした空間)
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ベーカリーカフェ・エッフェル(焼きたてパンが絶品)
ホテルの朝食も良いですが、地元の空気を感じながらの朝カフェも格別です。
三原の夜は地酒と居酒屋で一杯
夜の三原でおすすめなのが、地元の地酒と一緒に味わう居酒屋グルメ。三原には蔵元が数軒あり、瀬戸内の魚介と合わせて楽しめる純米酒や本醸造酒が揃っています。
地元民が集う居酒屋では、たこ料理はもちろん、アナゴの天ぷらや牡蠣の塩焼きなど瀬戸内の味覚が満載。観光客向けのお店も多いため、一見さんでも気軽に入れる雰囲気が魅力です。
おすすめ居酒屋:
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酒蔵 たこ八
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居酒屋 鯛八
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食堂酒場 すずや
旅の思い出を語りながら、地元のお酒で乾杯する夜も、新高山城観光の大切な一部になるはずです。
道の駅で買えるお土産・特産品
観光の最後には、お土産も忘れずにチェックしましょう。三原の道の駅「みはら神明の里」は、地元の野菜や果物、加工品、さらには観光パンフレットまで揃っている便利な施設です。
人気のお土産品:
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三原プリン(各種)
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たこの燻製
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瀬戸内レモン関連商品(はちみつ漬け・ジャムなど)
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三原みそ
特に「たこの燻製」は日持ちも良く、家族や会社へのお土産に最適です。また、試食コーナーもあり、自分用に気に入った味を選ぶこともできます。
お土産を選ぶ時間も旅の楽しみのひとつ。ぜひ、立ち寄ってみてください。
新高山城観光のための基本情報ガイド
新高山城へのアクセスと行き方
新高山城へのアクセス方法は、公共交通機関と自家用車の2通りがあります。登山道の入り口まで行く方法を事前に知っておくと、スムーズに観光ができます。
公共交通利用の場合:
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JR三原駅からタクシーで約10〜15分
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徒歩では約1時間(体力に自信がある方におすすめ)
自家用車利用の場合:
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山陽自動車道「本郷IC」から約20分
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登山道入口近くに無料駐車場あり(普通車5〜6台分)
注意点:
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登山口にはトイレや売店はないため、事前準備が必要
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登山道は整備されているが、運動靴・登山靴推奨
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山頂までの道のりは約30〜40分程度
迷いやすいルートではありませんが、登山道の分岐には案内板があるので、それを見逃さないようにしましょう。
所要時間と観光のベストシーズン
新高山城を訪れる際に気になるのが、観光にかかる時間とおすすめの季節です。観光客の多くは、半日〜1日でスケジュールを組んでいます。
所要時間の目安:
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登山道入り口〜山頂:30〜40分(片道)
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山頂での見学・休憩:30〜60分
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合計:約2時間〜2時間半
ベストシーズン:
季節 | 見どころ | おすすめ度 |
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春(3〜4月) | 桜と新緑 | ★★★★★ |
夏(6〜8月) | 青々とした森林 | ★★☆☆☆(暑さ注意) |
秋(10〜11月) | 紅葉が見頃 | ★★★★★ |
冬(12〜2月) | 落葉で見晴らし◎ | ★★☆☆☆(寒さ注意) |
春と秋が特におすすめ。花見や紅葉ハイキングとして訪れる人も多く、イベントも多く開催される時期です。
観光案内所とサポート体制
三原駅や観光スポット周辺には、観光案内所が設置されており、パンフレットやマップが手に入るほか、観光コンシェルジュによるサポートも受けられます。
主な観光案内スポット:
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三原駅観光案内所
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営業時間:9:00〜17:30
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英語対応スタッフ在中(時期による)
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みはら観光協会
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各種パンフレット・ガイドブックが充実
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新高山城のガイドツアー受付もあり
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また、観光協会の公式サイトでは、登山ルートの情報やイベントスケジュール、アクセス方法の動画も提供されています。スマートフォンで確認できるので、観光中も便利です。
近隣観光地とのセット観光プラン
三原市は新高山城以外にも魅力的な観光スポットが点在しています。せっかく訪れるなら、他の場所も一緒に楽しみましょう。
セットで楽しめる観光地:
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三原城跡(徒歩5分)
海に面した平城で、堀や石垣が見られる人気スポット。 -
佛通寺(車で約25分)
紅葉の名所。静寂な雰囲気で心が落ち着く寺院。 -
みはら神明の里(道の駅)
地元グルメやお土産が充実。三原プリンも販売中。 -
佐木島(フェリーで30分)
瀬戸内海の小さな島で、サイクリングや釣りが楽しめます。
これらのスポットを組み合わせれば、三原エリアで1日〜2日たっぷり楽しめる旅になります。
おすすめの服装・持ち物リスト
山城観光は街歩きとは異なり、しっかりとした準備が必要です。特に新高山城は登山要素が強いため、服装や持ち物にも気を配りましょう。
おすすめの服装:
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長袖シャツ・長ズボン(虫刺され・草木対策)
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履き慣れたスニーカーまたは登山靴
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帽子(直射日光対策)
持ち物チェックリスト:
持ち物 | 理由 |
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飲み物(500ml〜) | 水分補給用 |
タオル | 汗拭き・日除けにも |
虫除けスプレー | 夏季は特に必須 |
携帯電話 | 道に迷った時のために |
地図 or 登山アプリ | 案内板もあるが補助用に |
夏場は熱中症対策、冬場は防寒対策をしっかり行いましょう。気軽に登れる山とはいえ、油断せず安全第一で観光を楽しんでください。
まとめ
新高山城は、小早川隆景が築いた歴史的価値の高い山城でありながら、自然と絶景を楽しめるハイキングスポットとしても魅力的です。三原市内には、そんな観光を支える宿泊施設や地元グルメ、見どころが多数存在し、歴史好きもグルメ好きも満足できる内容が詰まっています。
特におすすめなのは、天然温泉付きのホテルで疲れを癒しながら、たこ料理などの地元食を楽しむ旅のスタイル。春や秋のシーズンには、桜や紅葉と一緒に戦国ロマンを体感できる贅沢な時間を過ごせます。
今回ご紹介したモデルコースや持ち物リストなどを参考に、ぜひあなたも「歴史×絶景×温泉」の三拍子が揃った三原・新高山城の旅へ出かけてみてください。